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ぼくとわたしのCakePHP

この記事の所要時間: 344

CakeMatsuri応援企画として展開しているリレーブログ「ぼくとわたしのCakePHP」。

きしださんからバトンを受け取ったので、つらつらと。

CakePHPとの出会い

出会いはたしか2006年頃。当時自作PHPフレームワークで開発をしていたのですが、メンテや教育を考えてオープンソースのフレームワークを探していました。

ちょうどRailsブームの頃でRailsライクなフレームワークがボコボコと登場した頃なのですが、当時はPHP4対応が必要だったのであれこれ考えて辿り着いたのがCakePHPでした。正直その頃はCakePHPがここまではやるとは思って無くて、もしCakePHPがダメになってもそのノウハウを持ってRailsに移れば良いかと、いう計算もありました:-D

CakePHPとblog

またタイミングを同じくして、このblogを書き出しました。当時はblogの記事も暗中模索で、日記風なものを書いたり、ニュースサイトネタに反応したり、会社のことを書いたりしてましたね。

そんな中ちょろちょろと反応が貰えるようになったのが、PHPやCakePHPの記事でした。反応が嬉しくてCakePHPを調べて記事を書くー>反応が貰えるー>さらに調べて書く。という循環でCakePHPにも詳しくなり、blogエントリも増えていきました。

その頃はCakePHP1.1.Xの頃で、日本語情報自体が少なかったですし、Cake自体もまだ未完成だったのでネタが書きやすかったのもありましたね。

CakePHPと人

パラパラとblogにアクセスが増えてきたおかげで多くの人と出会いがありました。特にPHP関連ではshimookaさん、そしてCakePHP関連では堂園さん安藤さんとの出会いは今振り返ってみてもとても大きなものでした。

人との縁がさらに多くの人の縁を生んで、さらに大きな縁になっていく。こういった経験は仕事外では初めて経験するもので、オープンソースコミュニティならではのものだなと感じています。こうしてあらためて振り返ると、とても不思議なそして温かい気持ちが湧いてきます。

CakePHPと本

こうした人との出会いは本の執筆という想像もしなかった経験をもたらします。それが「CakePHPガイドブック」です。堂園さん、安藤さんとこの書籍が出せたことは大きな自信になりましたし、同時にblogとは違う「執筆に対する責任」を生の感覚として感じることにもなりました。

その後、計3冊の執筆に携わるわけですが、これも読んで頂いた皆さんがいるおかげで、とても感謝しています。ありがとうございます。

CakePHPと勉強会

CakePHPガイドブックが登場後、CakePHP勉強会が開始します。ここからコミュニティ活動により深く関わっていきます。それまでは、勉強会に参加するだけで精一杯で、発表なんてとんでもないという状態だった自分が、発表をして、司会として、運営をしてとなっていくわけです。

今となれば、どれも一部の特別な人だけができるというものではなく、やる気さえあれば普通の人が普通にできることだと思っています(準備は大変ですけどね><)。ただ自分が関わっていない時の、あの別世界な人を見るような想いも覚えているので、当時の自分が数年後こうなっているというのは想像できなかったでしょうね。

CakeMatsuri

さてそんなわけで10/30、31にはCakeMatsuriが開催されます。

今年のテーマは一言で言うと「交流」です。誤解を恐れずに言うとワークショップもカンファレンスも全てここに繋がるための仕掛けだと考えています。

自分が経験したように人との出会いを通じて、何かが繋がっていく、何かを伝えられる、自己実現ができるというような事が、多くの人に起これば良いなと思い、日々準備を進めているところです。

10/30のワークショップは残念ながら受付終了となっていますが、10/31のカンファレンスは参加者募集中です。カンファレンスはこの「交流」をより意識した内容なので、まだの方は是非ご参加下さい。(ランチと懇親会がセットになっているのはこういった理由です。)

CakeMatsuriでの出会いによって、どのような変化が起こるか私自身も楽しみにしています。みんなで盛り上げていきましょう!

明日のリレーブログはcakephperさんです。お楽しみに:-D

matsurigreen

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コメント (Close):2

kenz 09-10-31 (土) 8:22

とても参考になります。
近Pythonでフレームワークを使って
初めてWebフレームワークの便利さというのを感じました。
自サイトでは完全手打ちのPHPばかりなのでCakePHPで簡単手軽に作り直したいです。

解説本探してみます。

shinbara 09-11-10 (火) 11:43

kenzさん:
こんにちは。
フレームワーク便利ですよね。
深く知っていくと設計思想やフレームワーク自身のソースなども勉強になりますよ:-D

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