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2009-10
ぼくとわたしのCakePHP
CakeMatsuri応援企画として展開しているリレーブログ「ぼくとわたしのCakePHP」。
きしださんからバトンを受け取ったので、つらつらと。
CakePHPとの出会い
出会いはたしか2006年頃。当時自作PHPフレームワークで開発をしていたのですが、メンテや教育を考えてオープンソースのフレームワークを探していました。
ちょうどRailsブームの頃でRailsライクなフレームワークがボコボコと登場した頃なのですが、当時はPHP4対応が必要だったのであれこれ考えて辿り着いたのがCakePHPでした。正直その頃はCakePHPがここまではやるとは思って無くて、もしCakePHPがダメになってもそのノウハウを持ってRailsに移れば良いかと、いう計算もありました:-D
CakePHPとblog
またタイミングを同じくして、このblogを書き出しました。当時はblogの記事も暗中模索で、日記風なものを書いたり、ニュースサイトネタに反応したり、会社のことを書いたりしてましたね。
そんな中ちょろちょろと反応が貰えるようになったのが、PHPやCakePHPの記事でした。反応が嬉しくてCakePHPを調べて記事を書くー>反応が貰えるー>さらに調べて書く。という循環でCakePHPにも詳しくなり、blogエントリも増えていきました。
その頃はCakePHP1.1.Xの頃で、日本語情報自体が少なかったですし、Cake自体もまだ未完成だったのでネタが書きやすかったのもありましたね。
CakePHPと人
パラパラとblogにアクセスが増えてきたおかげで多くの人と出会いがありました。特にPHP関連ではshimookaさん、そしてCakePHP関連では堂園さん、安藤さんとの出会いは今振り返ってみてもとても大きなものでした。
人との縁がさらに多くの人の縁を生んで、さらに大きな縁になっていく。こういった経験は仕事外では初めて経験するもので、オープンソースコミュニティならではのものだなと感じています。こうしてあらためて振り返ると、とても不思議なそして温かい気持ちが湧いてきます。
CakePHPと本
こうした人との出会いは本の執筆という想像もしなかった経験をもたらします。それが「CakePHPガイドブック」です。堂園さん、安藤さんとこの書籍が出せたことは大きな自信になりましたし、同時にblogとは違う「執筆に対する責任」を生の感覚として感じることにもなりました。
その後、計3冊の執筆に携わるわけですが、これも読んで頂いた皆さんがいるおかげで、とても感謝しています。ありがとうございます。
CakePHPと勉強会
CakePHPガイドブックが登場後、CakePHP勉強会が開始します。ここからコミュニティ活動により深く関わっていきます。それまでは、勉強会に参加するだけで精一杯で、発表なんてとんでもないという状態だった自分が、発表をして、司会として、運営をしてとなっていくわけです。
今となれば、どれも一部の特別な人だけができるというものではなく、やる気さえあれば普通の人が普通にできることだと思っています(準備は大変ですけどね><)。ただ自分が関わっていない時の、あの別世界な人を見るような想いも覚えているので、当時の自分が数年後こうなっているというのは想像できなかったでしょうね。
CakeMatsuri
さてそんなわけで10/30、31にはCakeMatsuriが開催されます。
今年のテーマは一言で言うと「交流」です。誤解を恐れずに言うとワークショップもカンファレンスも全てここに繋がるための仕掛けだと考えています。
自分が経験したように人との出会いを通じて、何かが繋がっていく、何かを伝えられる、自己実現ができるというような事が、多くの人に起これば良いなと思い、日々準備を進めているところです。
10/30のワークショップは残念ながら受付終了となっていますが、10/31のカンファレンスは参加者募集中です。カンファレンスはこの「交流」をより意識した内容なので、まだの方は是非ご参加下さい。(ランチと懇親会がセットになっているのはこういった理由です。)
CakeMatsuriでの出会いによって、どのような変化が起こるか私自身も楽しみにしています。みんなで盛り上げていきましょう!
明日のリレーブログはcakephperさんです。お楽しみに:-D
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WordCamp KyotoでLTしてきます
明日から京都で開催されるWordCamp Kyotoでライトニングトークしてきます。
ライトニングトークは10/17(土)のコミュニティ Dayになります。
今回の発表は、「共有PC」「インターネット回線ナシ」「資料はPDFで事前提出」という経験したことが無い環境なのでかなり新鮮です。
この環境を聞いた時は一瞬戸惑ったのですが、どのみち5分しか無いわけですし、あれもこれもと欲張らなくて済むので却って準備は楽です。(まだ資料作ってますが。。。)
というわけで、参加される皆さんよろしくお願いします!
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CakeMatsuriにまつわる7つの疑問
昨年のCakePHPカンファレンスに続いて今年もCakePHPの一大イベントが開催されます。
国内では2回目のCakePHPカンファレンスとなるのですが、今年は装いを一新してイベント名が「CakeMatsuri」(Cake祭)となりました。
今年の特徴は何と言っても2日開催となったことでしょうか。
ハンズオン形式でCakePHPについて学ぶワークショップ(10/30)と昨年同様、従来型の発表を聞くカンファレンス(10/31)の2日開催です。両日共に濃い内容になるべくスタッフみんなで準備を進めているところです。
そんなCakeMatsuriなのですが、ちょっと変わった名前のせいか疑問を持たれる方も多いかと思います。そこで、私見ながらざっくりと疑問にお答えしましょう。
Q1. CakeMatsuriって何?
A. PHPフレームワークCakePHPのイベントだよ。
10/30,31の2日開催で、会場は東京だよ。詳細は公式サイトで確認してみてね。
ホイップクリームかき回すようなスイーツなイベントじゃないから注意してね:-D
Q2. 何をするの?
A. CakePHPをテーマにみんなで楽しむイベントだよ。
1日目はワークショップ。講義形式でCakePHPのスキルアップを目指す内容になってる。講師は、CakePHPをバリバリ実務でつかっていたり、blogを書いていたり、勉強会で発表していたり、本を書いてたりしてる面々。とにかくCakePHPが好きな人たちだから、きっとあなたの役に立つ内容になると思う。
コースも入門者用、実務者用、英語用と3コースがあるから、自分のレベルに合わせて参加するコースを選ぶことができるよ。
2日目はカンファレンス。PHPカンファレンスみたいな感じで色々なスピーカーからの発表を聞けるよ。目玉はやっぱりCakePHPコアデベロッパーからの発表!他にも豪華なスピーカーの方々からの発表はもちろん、事例紹介やパネルディスカッション、LTと盛りだくさんな内容になってる。
CakePHPに興味あるなら来るしかないでしょ:-D
Q3. なんで「祭」なの?
A. 祭みたいにみんなで盛り上がりたい!
海外で行われているCakePHPのイベントがCakeFestという名前だから、日本風にアレンジしたら「祭」かな、というのが出発点。
もともと開催側、発表者、参加者といった垣根を越えて、その場にいるみんなで盛り上がりたい、という想いを皆が持っていたから、「祭」はまさにピッタリなわけ。
だから運営する僕らも運営事務局じゃなくて「青年団」なんだよ。
祭だから皆で神輿担いで「わっしょい、わっしょい」だね。
Q4. なんで有料なの?
A. もっと良いイベントにしたいから!
参加費はワークショップが10,500円、カンファレンスが8,925円(二日通し券で19,425円)。実はこれほとんどが会場費や飲食費、機材等々の経費なんだよ。
カンファレンスの費用が分かりやすいと思うんだけど、8,925円にはランチ(1,000円相当)と懇親会費用(5,250円)が含まれていて、カンファレンス自体は実は2,625 円だけ。ここから会場費やら機材費、あと海外からのスピーカーがいるので通訳さんを手配したり等々となると実は結構ギリギリな感じで、準備してる僕らは中々スリリングな毎日なんだけど、それはまあ別の話で:-D
祭なのでカンファレンスを行った会場でそのままランチを食べて、懇親会もやりたい。ほら、祭の日って神輿担いだ後、みんなでお酒飲んだりご飯食べたりして盛り上がるじゃない。せっかくCakePHPをテーマにみんなが全国各地(海外からも)集まるんだから、あの雰囲気でみんなで楽しみたいなーと。
ワークショップもほとんどが経費。カンファレンスより高いのは単純に人数が少ないからだよ。(場所とか機材とかは人数関係無いので。。。)実は講師陣はみんな手弁当だったり。
と、あんまり内幕を書くと怒られそうだからこのへんで。とにかく参加費以上のものは持って帰られると思うから大丈夫:-D
Q5. 祭なんだったら僕(私)も話したい!
A. もちろん大歓迎!
カンファレンスではライトニングトークコーナーがあるよ。テーマはCakePHPに関するものなら何でもok。技術ネタはもちろん、事例紹介で良いし、デザインでもビジネスでもCakePHPが絡んでいれば問題無し!
CakeMatsuriサイトで募集中だから、どんどん申し込んでね。
Q6. 参加したいんだけど、どうすれば良いの?
A. CakeMatsuriサイトから申し込みしてね。
申し込む時はまずCakeMatsuriサイトでユーザ登録が必要だから注意してね。あと参加費用の支払いにはpaypalを使ってるから、paypalユーザの人はログイン情報を用意しておいてね。(paypalユーザじゃなくても支払いはokだよ)
もし申し込みで分からないことがあれば、ドンドン青年団に聞いてみてね。
Q7. どうやって聞けば良いの?
A. メールかTwitterでどうぞ。
もし何か聞きたいことがあれば、メールなら info [at] matsuri.cakephp.jp、Twitterなら#cakematsuriのハッシュタグを付けてつぶやいてみてね。
というわけで
青年団一同絶賛準備中で大わらわな感じですが、CakePHPユーザが一同に会するこの場がより良いものになるようにと頑張っているところです。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしています。
10/30,31は、シダックスホールに集まりましょー。
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