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「Composer 再入門」を発表してきました( #KOF2013 )

この記事の所要時間: 312

2013/11/8, 9に大阪南港で開催されたKOF(関西オープンフォーラム)2013にて「関西PHP勉強会」のセッションを行いました。

Composer

今回は、いまやPHPerの必須ともいうべきComposerをテーマにしました。その中で「Composer 再入門」を発表してきました。

Composer再入門

Composer 再入門 from Masashi Shinbara

この発表では、Composer の基本的な使い方を紹介しています。自分でライブラリを公開する際の内容は @slywalker さんが発表されています

Composer を使うこと自体は簡単なので、基本的なところさえ知っておけば、特に問題は無いと思います。

ただ、今回の発表や先日行った Vagrant ハンズオンの際に感じたのですが、ターミナル操作の経験が無い人には、取っ付きづらいツールかもしれません。Composer を使わなくても、ZIP ファイルを直接ダウンロードすれば、フレームワークやライブラリを利用することができるのですが、そのフレームワークやライブラリも他のライブラリ利用に依存していたりするので、Composer で管理する方が楽です。

ターミナル操作に慣れる人が増えるか、はたまた Git のように GUI ツールが登場するか。PhpStorm のような IDE から Composer を使うのもアリですね。

Composer 小技

スライドでも紹介していますが、知っていれば便利な小技を少し。

Composer では composer.json に依存を書いていくわけですが、実は composer.json を書かなくても、依存コンポーネントをインストールできる方法があります。

composer.phar require

まずは composer.phar require です。

これは依存を追加するコマンドなのですが、composer.json が存在しない場合は自動で生成してくれます。さらに composer.phar install まで実行してくれるので、このコマンドだけで、composer.json 生成とインストールを実行してくれます。

例えば、下記コマンドを実行すると、composer.json の生成と twilio-php ライブラリをインストールが行われます。

$ ./composer.phar require twilio/sdk devmaster

なお、すでに composer.json が存在する場合は、composer.json に指定したコンポーネントを追加して、composer.phar install が実行されます。

composer.phar create-project

次に composer.phar create-project です。

このコマンドでは、既存のアプリケーションパッケージからチェックアウトして、新しいプロジェクトとして利用することができます。もちろん、そのアプリケーションが依存しているコンポーネントも自動でインストールされます。

下記は、Laravelの公式サイトに載っている例なのですが、このコマンドを実行するだけで、Laravel アプリケーションとフレームワークがチェックアウトされます。Symfony や CakePHP3 などでも同様の方法でプロジェクトを生成することができます。

$ ./composer.phar create-project laravel/laravel your-project-name --prefer-dist

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