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「Jenkinsサーバで使う Docker」を発表してきました

  • 2014-12-22 (月) 10:55
  • Docker
この記事の所要時間: 142

すっかり年の瀬ですが、今年最後の発表を DevLove 関西にて行いました。

docker

Docker 実践編ということで、CI の一環でビルドサーバに使っている Docker についてお話してきました。

発表資料

Jenkins サーバに Docker を入れており、ビルドの環境として利用しています。構成や使い方は、わりとベーシックな内容です。

プロビジョンには Ansible を使っており、ローカルコネクションで ansible-playbook を実行しています。

使い捨てできる環境なら実用的

勉強会の最後に、発表者への QA の時間があったのですが、多数の質問があり、Docker に対する関心が高いのをあらためて実感しました。

今回、参加された方は、これから Docker を使ってみようという方が多いようで、導入に関することや、安定性などに対する質問が多かったです。(安定性に関しては、私のセッションでトラブルの話をしたせいもありますが。)

セッションでも触れましたが、現状は、開発環境やビルドやジョブワーカーのように、作って、使って、捨てるという環境では、Docker は実用的です。

一方、Web システムのように、常に動き続ける環境では、Docker デーモン自体の運用やイメージリポジトリなど、Docker コンテナをデプロイ、運用していく上で考慮すべきことがあり、まだ様子を見ているというのが率直なところです。

とはいえ、この時期だからこそ、果敢にチャレンジして、ノウハウを貯めるというのも一つの戦略で、トラブルシュート込みで実践してみるというのもアリです。(今回、自前でビルドサーバを構築したのは、こういった意味合いもありますし。)

個人的には、Docker コンテナが動く環境は AWS や GCE などのクラウドサービスに任せて、こちらでは Docker コンテナをビルドして、然るべきところへ送信すれば、後はよしなにやってくれるようになると嬉しいです。

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