- 2010-01-16 (土) 16:19
- Google App Engine(GAE)
この記事の所要時間: 約 1分36秒
Google App Engine(GAE)でCPU Timeを使い切りました。
GAEは従量制のサービスで、あらかじめ設定した金額内で利用できるリソースが決まっています。これはQuotaと呼ばれていて、CPU、ネットワーク流量、保存データ、API呼び出し回数等々で制限があります。
よく言われる「GAE=無料」というのは、無料(課金しない)なら、そのQuotaが適用されるということです。
GAE+Pythonでとあるサイトの動作確認をやっていたところ、無料分のCPU Timeを使い切りました。
実際に使い切るとこんな感じになります。
サイト
ブラウザでアクセスすると、どのページを見ても503が返ってきて、Googleのエラー画面が表示されます。
HTTPレスポンスヘッダは以下。
HTTP/1.x 503 Service Unavailable Date: Sat, 16 Jan 2010 06:21:24 GMT Content-Type: text/html Server: Google Frontend Content-Length: 999 X-XSS-Protection: 0
Task Queue
ちょうどTask Queueにキューが入っていたのですが、CPU Timeを使い切ったあとは、タスクが実行されなくなりました。
45個のタスクが残っているのに実行されていません。
解放待ち
今回は24hに使えるCPU Timeをオーバーしたので、時間が経過すれば利用できるようになるはずです。
実際のサイトではサイト監視で503が出たら、Quotaを広げる(課金額を増やす)といった運用になるのでしょうね。
解放まであと1時間。。。
追記:1時間後に解放されました。
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