- 2010-01-19 (火) 9:29
- Google App Engine(GAE) | Python | Webサービス
はてブホットエントリーを集計して見るWebサービス「hot.hatebu」を作りました。
はてブのホットエントリーを集計して一覧で見るサービスです。機能をざっくり挙げると以下です。
- 「エントリ」「時間」「タグ」「ユーザ」の集計データを表示
- 日付範囲を指定して、合算した集計データを表示
- パネル機能
詳細については説明ページがありますので、こちらをどうぞ。
hot.hatebu | 説明ページ
ここでは作った経緯や使い方のポイントなどを。
週間はてブホットエントリーを見たい
そもそものきっかけは週間ホットエントリーを見たいというものでした。イベントやネットラジオなどで話す時のネタにホットエントリーを使うのですが、公式サイトでは一日単位で見る方法しかありません。
例えば、先週のホットエントリーをまとめて見る場合は1ページづつページを辿るしかありません。
そこで複数日のホットエントリーを合算して見られるサイトが欲しいと思いました。
あとちょうどGAEを試していたので、何か作ってみたいというのも理由の1つです。
平日は12時台、休日は23時台がピーク
実際にやってみて面白かったのが時間別のブックマーク数です。
平日と休日ではっきりと推移が異なります。
・平日(2009/12/07〜2009/12/11)
hot.hatebu | 2009/12/07〜2009/12/11の時間別
・休日(2009/12/12〜2009/12/13)
hot.hatebu | 2009/12/12〜2009/12/13の時間別
平日はオフィスで昼休みにRSS ReaderやTwitterからブックマーク、休日は家に帰って寝る前にWebを眺めてブックマーク、という使い方が多いのかもしれませんね。
パネル機能
あったら面白いなと思っておまけで付けた機能です。
勉強会やネットラジオをやる時、何となく話すネタが欲しい時ありませんか?そんな時にプロジェクタでこの画面を映して、表示されたエントリーについて話ができれば考えています。
イメージとしてはテレビのバラエティで見るパネルですね。
データは2009/12/01〜
データはまだ2009/12/01以降のものだけです。今後のデータは随時、追加していきます。
DataStoreで悩む
GAE+Pythonで作りました。
悩んだのはDataStore周りの実装ですね。どうしてもRDBMS感覚で作ってしまうので、パフォーマンスが出なかったり、30秒制限にひっかかったりで試行錯誤を繰り返しました。
TaskQueueを使う方法が分かってからは何とか形になりました。色々な制限があるGAEでは、TaskQueueをどう上手く使うかがキーですね。
無料のQuotaを超えて課金をはじめると分かりやすく「リソース浪費=コスト(金銭)の浪費」に繋がります。例えば、ロジックの組み方が悪くてCPUを無駄に使えばその分費用がかかります。これまで以上にチューニングや処理の分散化(ブラウザでできることはブラウザにやらせる)といったアプローチが重要になりそうです。
ホッテントリーは面白い
ホットエントリー、はてなブックマークのデータは題材として面白いですね。自分で作ってみても色々な見方ができて楽しいです。
ホッテエントリーのチェックに、話のネタ探しに、ブックマークの分析に使って頂ければ嬉しいです。
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