- 2012-12-31 (月) 23:44
- event
先日書いた勉強会なんてやらなくて良いへ多数のコメントありがとうございました。
様々な勉強会に関わる方からコメントを頂き、とても参考になりました。頂いたコメントについて主だったものをまとめておきたいと思います。
セミナー型勉強会からの脱却
頂いたコメントで多かったのが、先のエントリで書いたセミナー型勉強会への違和感、そしてそこから別の形の勉強会を行なっているという内容でした。
予想以上に同じ感覚を持たれている方が多いということに驚きました。
ちょうどエントリを書いた後にリアルでお会いした方からも同様の意見を聞くことができ、やはり従来のセミナー型勉強会から一歩進んで別の形を模索している人が多いようです。
実際に実践されている例を見ると、少人数で議論する、手を動かす、発表し合うなどが多かったです。また交流をメインとされている方もいました。すでに多くの人がそういった動きをされていることを知らなかったのでこれはとても発見がありました。(もっと色んな勉強会を見てみれば、というコメントがありましたが、まさにそういうことですね。)
もちろんセミナー型勉強会には意義はあると思うので、ケースベイケースで開催する目的に合わせて選択していきたいと思います。
やりたくないならやらなければ良いのでは?
エントリを書いた時点ではこういった意見が多いのではと思っていました。
これは至極当然の感想であり、私自身もそう思っている部分はあります。
ただこのまま漫然と同じ事の繰り返しでは意義を見出せないため、なんとか良い方向に進めることはできないかと考え、他の方からのご意見を聞きたいとエントリを書きました。
なお、先のエントリにも書きましたが、他の方が開催されている勉強会について言及する意図は無く、またこれまで開催した勉強会を否定しているわけではありませんのでご理解頂ければ幸いです。
懇親会こそ本番
懇親会についてはそれほど本筋では無かったのですが、こちらへのコメントも多かったです。
懇親会の重要性はとても分かります。お酒を飲みながら、くだけた雰囲気で技術の話をする、ときにはその場でノート PC を開いて、コードを見せて議論する、楽しいですし、とても学べることがあります。この楽しさを否定するつもりは全くないのですが、できればこの楽しみを勉強会本編をやれればと考えています。
飲んだ方がやりやすければ、勉強会開始で乾杯して、発表聞いて、その場で議論でも良いと思います。( Fukuoka.php は実際にそうやっているそうです:D )
もちろん場所や内容によって難しい場合があるかもしれませんが、あくまで勉強会が本番で、掘り下げた議論などはその場でできればと思います。
「勉強会」という名称について
「勉強会」という言葉に囚われているのでは?という意見もありました。
私も「勉強会」という名称があまり好きではなく、何か適した名前があればと考えていた時期もあったのですが、なかなか適した名前が思いつかず、定着していた「勉強会」をそのまま使っていました。
いくつか頂いた中で「研究会」という表現があったのですが、これであれば誰か特定の人だけが先生というわけでもなく、みんなで研究するという意味があり、適しているような気がします。(PHP研究会で調べるとあちらのPHP研究会があるようなので、また別の名称が必要ですが)
コメント、言及頂いたエントリ
頂いたコメントは下記リンクにまとめています。勉強会開催に興味がある方であれば参考になるコメントばかりですので、ご覧下さい。
先のエントリへの言及頂いた記事です。ありがとうございました。
- 勉強会なんてやらなくても良い – Shin x blog(情報元のブックマーク数) – まっちゃだいふくの日記★とれんどふりーく★
- 2012–12–28 – 高見知英のかいはつにっし
- 【読んだ】勉強会なんてやらなくても良い – Shin x blog – 雑感日記
- なぜ勉強会の懇親会が本番だと言われるのかもしくは勉強会の目的は勉強だけじゃないという話 – id:anatooのブログ
- 2012–12–30 – 256bitの殺人メニュー
- Shibu’s Diary: 何のために勉強会をするのか?
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