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Mac OSX をクリーンインストールしてからの環境構築メモ

  • 2014-04-04 (金) 12:00
  • mac
この記事の所要時間: 72

Macbook Air の OS をクリーンインストールしたので、OS 起動後に行った環境構築のメモです。

1. OSX 環境設定

OSX 関連の設定は、以前に書いた下記エントリの内容で行います。
下記は Moutain Lion のものなので、若干、設定項目の表記や位置が異なりますが、概ねこの通りで。

http://www.1×1.jp/blog/2012/06/macbook_air_system_preferences.html

2. Homebrew、コマンドラインツール、XCode インストール

アプリは、Homebrew cask と Brewfile を使ってインストールしたいので、Homebrew をインストールします。

$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/Homebrew/homebrew/go/install)"

コマンドラインツールが必要になるので、インストールするかダイアログが表示されます。

コマンドラインツールとついでに XCode もインストールしておきます。両ツールをインストール後に、利用許諾を承諾します。

再度、下記コマンドを実行すると Homebrew がインストールされます。

$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/Homebrew/homebrew/go/install)"
$ brew
Example usage:
  brew [info | home | options ] [FORMULA...]
  brew install FORMULA...
  brew uninstall FORMULA...
(snip)

3. brew bundle でアプリケーションインストール

Brewfile は、PHP の composer.json のようなものです。あれの OSX アプリケーション版ですね。

Brewfile にインストールしたいアプリケーションを記述しておくだけで、brew bundle コマンドで一気にインストールしてくれます。これは楽ちん。

Brewfile を下記のように書きました。これを見るだけで普段必要なアプリが分かるので備忘録としても便利です。

update
upgrade

tap homebrew/versions
tap phinze/homebrew-cask
tap homebrew/binary
tap josegonzalez/php

install brew-cask
install zsh
install autojump
install git
install ctags
install tmux
install tig
install ansible
install wget
install curl
install jq
install vim
install boot2docker
install reattach-to-user-namespace
install php55 --with-pgsql --with-pdo-pgsql
install php55-mcrypt php55-xdebug php55-opcache composer

cask install dash
cask install phpstorm
cask install iterm2
cask install google-chrome
cask install firefox
cask install virtualbox
cask install vagrant
cask install kobito
cask install alfred
cask install dropbox
cask install evernote
cask install skitch
cask install github
cask install sequel-pro
cask install lastpass-universal
cask install openoffice
cask install bettertouchtool
cask install google-japanese-ime
cask install the-unarchiver
cask install coteditor
cask install istat-menus
cask install bartender
cask install skype

cask alfred link # for Alfred

Brewfile があるディレクトリで、brew bundleコマンドを実行します。

$ brew bundle

アプリケーションが続々とインストールされるので、しばし待ちます。

Brewfile は github に push したので、次回からはこれを使います。

$ git clone https://github.com/shin1x1/Brewfile
$ cd Brewfile
$ brew bundle

3. Dropbox, Evernote の同期

Dropbox と Evernote を起動して、同期を行います。

とくに Dropbox の同期は時間がかかるので、早めに実行しておきます。

4. ライセンスの登録

有償ライセンスを購入しているアプリケーションがあるので、ライセンスキーを設定していきます。

  • PhpStorm
  • Dash
  • Alfred Powerpack
  • Bartender
  • iStat Menus

5. CUIアプリケーションの設定

CUIアプリケーションの設定を行います。

下記の設定ファイルは Dropbox で共有しているので、インストール用シェルを実行して、シンボリックリンクを張ります。

  • ~/.vimrc
  • ~/.vim
  • ~/.zsh
  • ~/.zshrc
  • ~/.zshenv
  • ~/.tmux.conf
  • ~/.gitconfig
  • ~/.gitignore_global

ただ、Dropbox がまだ同期中なので、一部のディレクトリにプラグインのファイルなどがなく、正常に動作しない可能性があります。慌てて設定ファイルをいじらないように注意。
(今回、Vim で起動時にエラーが出ていましたが、Dropbox の同期が進むと自然に解消されました。)

6. GUIアプリケーションの設定

必要なものを順次設定していきます。

下記は、OS 起動時に自動で起動して欲しいので、設定しておきます。

  • Alfred 2
  • Bartender
  • iStat Menus
  • BetterTouchTools
  • Dropbox

Google 日本語入力は起動時にエラーが出たので、OS の再起動を行いました。

7. 秘密鍵、VPN の設定

あちらこちらに登録している公開鍵用の秘密鍵をインストールしておきます。もしくは新規の鍵ペアを作って、サーバやサービスに公開鍵を登録します。

あと外出前に VPN の設定を行っておきます。忘れると外から入れなくなるので注意を。

まとめ

OS インストール後の環境構築を一気にやりました。Dropbox の同期を除けば、4 時間程度あれば十分に構築できました。(今回は、Brewfile を書きながら調整していったので、次回はもっと短くできそう)

いやあ、Brewfile は、ほんと良いですね。OSX 環境の自動構築といえば Boxen が有名ですが、自分のニーズであれば Brewfile で十分です。インストールに割り切ってるのがシンプルで良いですね。

何度か Brewfile に追加して、brew bundle の実行を繰り返していたのですが、ちょうどリリースされたばかりの Vagrant 1.5.2 がインストールされました。地味に毎回インストールするの面倒だったので、Vagrant と VirtualBox のインストールだけでも使う価値ありそうです:D

参考

http://nanapi.co.jp/blog/2014/03/05/homebrew-cask/

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