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2011-10

PHP Matsuri is Awesome!

この記事の所要時間: 450

PHP Matauri 2011 が終了しました。いやあ楽しかった。


Photo by zatsu

大きな問題もなく無事にイベントを終えることができました。関西の方はもちろん、大阪開催にも関わらず、多くの方に関西外からお越し頂き、みなさん本当にありがとうございました。

個人的にも昨年参加できなかった PHP Matsuri にようやく参加できました。色々と感じたことなどをつらつらと書いていきます。

PHP Matsuri はどんなイベント?

参加前

  • 昨年の PHP Matsuri は参加できず。
  • まあ運営はいつものメンバーなので、後で聞いてみよう。
  • みんな「とにかく楽しかった」しか言わない。。。
  • 「カンファレンス」「ワークショップ」「ハッカソン」「開発合宿」「アンカンファレンス」が合わさったイベント?
  • それぞれ参加したことあるし、魅力的なラインナップ、確かに楽しそうなのは分かる。

1日目終了

  • カンファレンス、ワークショップは納得の内容。
  • TDDワークショップでちょろっと講師。参加された方、ありがとうございました!(FizzBuzzでPHPUnitを体験
  • 翌日のライトニングトーク大会に向けてハッカソン開始するが、細々したことばかりやって今ひとつ手につかず。
  • まあ雰囲気楽しいし、翌日の発表は今回はもういいかなーと思いつつ、3:00頃に就寝。

2日目午前終了

  • チェックアウトぎりぎりの10:00前にようやく起床(同室の@itemanさんに起こしてもらったm(_ _)m)
  • みんな頑張って作業してるのに触発されて、慌てて作業開始。
  • そもそもテーマすら決めてなかったから、なかなか決まらず。
  • ようやくあれこれやりだした頃にライトニングトーク大会締め切りが来て、エントリ出来ず。
  • ただ頭のどこかでは「まあ間に合わなかったら別にいいか。」と思っていた。

2日目ライトニングトーク大会開始

  • あ!!!そういうイベントか!!!
  • ようやくイベントの核に気づく。
  • 発表しない PHP Matsuri なんて、クリープの無いコーヒー、炭酸の無い RedBull やん。。。

PHP Matsuri はどんなイベント?

まず参加前に思っていた「「カンファレンス」「ワークショップ」「ハッカソン」「開発合宿」「アンカンファレンス」が合わさったイベント」は確かにそのとおり。それぞれが単体でイベントできる内容でかつ、わずか30時間の間に同じ場所で一気に繰り広げられるから、濃度が半端無く濃い。それだけに参加した人には強烈な印象(疲れも)が残ります。

ただそれだけじゃなく、参加して分かったのは、実は一番大事なコンテンツは2日目午後の「ライトニングトーク大会」だということ。そもそものコンセプトである「アウトプットする」を実践する「ライトニングトーク大会」こそがイベントで一番のコンテンツであり、@yandoさんが書かれているとおり、まさに「参加者の皆さん自身こそが目玉コンテンツ」ですね。

それを理解した頃には、まさに「後の祭り」なわけで、次回は発表するようにします!

PHP Matsuri を関西で開催したということ

多くの方に参加頂いたわけですが、関西以外からの参加者の方が多く、わざわざ関西に来てもらえて嬉しい気持ちでいっぱいでした。PHPカンファレンス関西の時もそうでしたが、イベントのために来阪してもらえるということはありがたいことですね。

一方で、関西からの参加者が少し少なく寂しい気持ちも若干ありました。

そもそも関西スタッフである自分のアピール不足が原因でもあるので、そこは反省するとして、ただこういった機会はそうは無いので迷っていた方には、できたら参加してもらいたかったなあという思いが残っています。

イベントに参加したからと言って、次の日から人生がバラ色になるとかそういうことはありません。イベントで高ぶった気持ちも翌日からの日常で徐々に落ち着いていき、いつもの日々に戻ります。

ただ確実に心のどこかでは何かが変わります。

上手く伝わるか分かりませんが、自分の中では、日常で徐々に積もっていく閉塞感というか、勝手に自分が創りだした心の壁のようなものを打ち砕くような効果があります。あと、なんとなくですが、スタッフ、スピーカー、参加者に関わらず、参加した人同士の結びつきも感じます。通常のイベントでもこういった感覚はあるのですが、一夜を共にした仲というのは(男女間に限らず)特別なものを感じます。

今後、関西でもイベントを開催していきたいので、次回こそはみなさん参加をお待ちしてます!

次回は?

会場でも次回開催を期待する声が多く、私自身もまた参加したいと思うのですが、いかんせん有料+宿泊イベントということで運営負荷も大きいので、まだどうなるかは未定です。

突然ですが、最後にイベント中のとあるシーンが写真に残っていましたので、ご紹介します。

左から、マイクを持って何かを言っている@shin1x1、真ん中で不敵に笑う@yando、何かを決意したような@k1low


Photo by koyhoge

次回が楽しみですね。みなさん、おつかれさまでしたー。

one more thing…

イベントの翌々日にCakePHPコアデベロッパーの@predominantさんと夕食に行くことができました。

身振り手振りにGoogle翻訳を駆使し、Air に入れていた自社フレームワークのコードを見てもらったり、MotoGP の話をして、とても楽しい時間を過ごすことができました。こういった機会に巡り会えたもの PHP Matsuri のおかげですね。

ありがとうございましたm(_ _)m

スティーブ・ジョブズ氏の訃報に思うこと

  • 2011-10-07 (金)
  • mac
この記事の所要時間: 358

スティーブ・ジョブズ氏のご冥福をお祈りいたします。

林檎に囲まれて

初めて購入した Apple 製品は、iPod touch でした。基本、音楽プレーヤーとして使っていました。それから 1 年後に iPhone 3GS を買ったため、Apple UI にすっかり慣らされてしまい、Macbook Pro を買うことになります。それ以降の林檎購入ラッシュに入ります。iPad, iPhone4, MacBook Air, iMac と気が付くと林檎マークだらけになりました。

引いてみると完全に Apple 信者のようですが、自分の感覚としては単に「良いから使ってる」だけで、それほど思い入れがあるわけではないです。他に良いものがあれば多分使います。(スマートフォンは INFOBAR がメインになってますし)

そんな自分でも今回のニュースを見た時は、やはりショックを受けました。ただただ残念です。

多くの人が悲しむ

これだけ影響を与えた方の訃報だけに多くの方がその死に驚き、悲しみました。Web上だけでなく、新聞やテレビなどでも特集含め多くの注目が集まっています。

もちろん自分もその悲しみを感じている一人ではあるのですが、なんとなく、もやもやですが、少し違和感を感じました。

10/6(日本時間)に亡くなった方は、おそらくジョブスだけはなく、悲しいことですが、多くの方が亡くなっています。その方の死は、自分が知っている限りでは、これほど取り上げられることもなく、これほど多くの方がその死を悲しむこともありません。

もちろん知らない人の死は知りようがないですし、悲しむ人の多さを競うわけではないです。毎日亡くなった方全員の死を悼むなど現実的でもありません。

でもジョブスだって知り合いでは全く無いです。この死を悼むという気持ちはなんなんだろうと考えたりしました。

名を残す

ジョブスの功績をあらためてここであげる必要もなく多大なものです。

しかしこれらを実際に具現化した人たちはどうでしょうか。どんなに素晴らしいアイデア、強力なリーダーシップがあっても、実際に作る人がいければ製品は生まれません。しかしそういった製品を実際に手を動かして作った人の名前はあまり聞かれません。例えば iPhone であれば、ハードウェアは外部調達にしてもソフトウェアは内製していたかと思います。iOSの開発に携わっているプログラマの名前を何人の人が知っているでしょうか。アイコンをデザインした人を知っていますか?

などと思い、名を残したければリーダーにならないとダメなんだろうなあ、という方向に思考が向かったのですが、考えてみるとジョブスほどの名声を得た人は世界でも稀なので、リーダーだからとかそういう問題じゃない気がしてきて、これはここまでで。

動画見たり、本を読んだり

悲しみと共にジョブス関連の動画や名言集に関するポストが多く出てきたので、表現が適切かどうかは分かりませんが、一種のブームのようになってきました。

自分もあらためてジョブスの遺した足跡を辿ってみたくなり、動画を見たりしてます。ちょうど来月に「本人公認の決定版評伝」が出るらしいので、早速予約しました。

こういった出来事をきっかけにして、その人をもっと知りたくなり、知っていくとよりファンになる、そしてあらためてその死を悼むということは、これまでもありました。(最近だとマイケル・ジャクソン)一種ミーハー的でもあり、生前から心酔していた人からすると面白くないかもしれません。

動画は以前からあったものが多く、書籍も多数出ていましたが、今ほど興味を持っていませんでした。雰囲気もあるのかもしれませんが、人の死がきっかけで急にその人に興味が湧くというのは不思議な気分です。

「世界に自分のアイデアを広めるために会社を作る」

色々な動画を見ていた中で胸に刺さった言葉です。

「会社をなぜやっているのか?」ここ最近、日々自分に問いかけていることだけに一つの光明な見えたような気がしています。

動画は、2001年にNHK「クローズアップ現代」でジョブスに行った単独インタビューです。2001年とはいえば iPhone 以降の快進撃のはるか前なので、その後の成り行きを考えると感慨深いですね。ふっくらした顔つきで穏やかに話す姿が新鮮なインタビューでした。

NHK クローズアップ現代 パソコン界の先駆者

あらためて前を向く

人の死によって、あらためて自分の生を考えさせられる。本来なら自分自身が日々問うべきことなのでしょうが、日常に流されて忘れがちだったことをあらためて考えました。

今のところ生きているので、精一杯やっていこうと思います。

PHP Matsuri を大阪で開催するということ

この記事の所要時間: 422

さてやって参りました PHP Matsuri の魅力を余すところなくお届けしているリレーブログ。昨日の @kaz_29 さんからバトンを受け取って、今日の担当は私 @shin1x1 でございます。

9 日目の今日は何を書こうかなと昨夜あたりから、あれこれ構想を練っていました。

やはり、これまでのリレーブログと同様に PHP Matsuri に対するアツい想いをしたためようと、朝からせこせこと書き出していたところ、リレーブログ担当でも無い @slywalker から、とんでもないエントリが飛び出してきました。

どう考えてもこれは妨害激励以外何者でも無いのですが、内容がとにかく素晴らしくて、自分の言いたいことを端的に表現しており、今日は同じテーマだとこれ以上は書けないと思うので、アツい想いを語るのは止めました。

PHP Matsuri というかエンジニアとしての姿勢など、アツい思いを読みたい方はこちらをどうぞ。

さて、じゃあ何を書こうかな。リレーブログ当番としては何か書かなきゃならんので、ちょっと別の視点から淡々と書いてみます。みなさんお付き合いのほど、よろしくお願いします。

関西で開催するということ

今年の PHP Matsuri で個人的に一番大きなポイントはここ。

これまで 2008年の「CakePHP Conference Tokyo」からはじまり、2009年「CakeMatsuri」、2010年「PHP Matsuri」(PHP Matsuri は参加できず><)と毎年秋にイベントを開催してきたのですが、いずれも会場は東京(近郊)でした。もちろんスピーカー、スタッフ、参加者の大多数が関東圏の人だったため、これは至極当然の選択でした。

関西在住の自分は、新幹線に乗ってエッチラオッチラ参加したわけです。

当時はそれが当たり前のことだったので、違和感は感じませんでした。遠方から参加しているのは自分だけでなく、同じく関西から参加される方、さらには福岡、北海道から参加される方もいたので、まあそういうもんかなくらいの認識でした。ただ参加して感じたこと、想いを共通体験としてシェアできる人が近くにあまりいないということに一抹の寂しさを感じていました。

そんな想いが募っていき、いつか、ここ関西で、東京に行かなくても参加できる大きなイベントをやりたい!という想いから、PHPカンファレンス関西を開催しました。おかげ様で、PHP カンファレンス関西では、多くの方にお越し頂きました(ありがとうございました!)。さらにその後のPHP勉強会での盛り上がりや、先日行われた Word Camp Kobe の成功を見るに、関西の PHP コミュニティは非常に盛り上がっています。これまで、こういった大型イベントが行われていなかったのが不思議なくらいです。

そして PHP Matsuri 2011 が大阪で開催されます。

開催地の選定は春頃でした。スタッフの大多数は関西以外で、やはり関東圏の人が多いです。正直、スタッフの都合、さらに昨年のリピーター、参加者の母数を考えると東京近郊で開催するのが順当なところです。しかし、それが大阪での開催となりました。要因は色々ありますが、関西コミュニティの盛り上がりも大きな要因です。これは、これまで関西で色々なイベントに参加された皆さんお一人お一人の功績です。今、関西は良い流れになってきています。

関西勢もっと!

こういった流れで開催されるこのイベントだけに是非、関西の方にも多く参加してもらいたい!というのが個人的な想いです。

続々と参加申し込みはされているのですが、今のところ関西の方がやや少なめな印象です。むしろ昨年参加した方が関西外から来る方が多いかも。(これはこれで、すごいことで、イベント満載の関東圏から、わざわざ大阪まで来て参加するということが、このイベントの魅力を表していますね!)

もちろん、関西外から関西に来て頂けれるのは嬉しい限りなのですが、せっかく地元関西で開催されるのに参加しないのは勿体無いです。

この言い方が適切か分かりませんが、こういったイベントが関西で開催される機会はそう多く無いです。

はっきり言います。迷ってるくらいなら参加しましょう!!もう予定がある、興味が全く無いという方は残念ながらですが、興味あるし、時間もお金もなんとかなりそうという方はぜひ参加しましょう。細かいことは参加すれば何とかなります。

参加費が高い。。。

今回の参加費(22,000円)は決して安い金額ではありません。ただ金額はそれで得られるものとの対比で考えるべきもので、今回のイベントについてはその価格以上の価値が十分にあると思っています。

さらに言うと、もし来年同じイベントが関東で開催されて、そちらに参加しようと思うと、参加費が同じだとしても、これに交通費がのります。さらに前乗り、後泊まりを考えると軽く倍以上(3倍くらい?)かかります。そう考えると関西在住で、純粋に参加費だけで参加できる今回は「半額」で参加できるという考え方もできます。(書いていて、そういえば東京への参加だと費用かかってるなーとあらためて思った><)

ひとりだと不安。。。

ひとりで不安、という人こそ参加すべきです。次回は一緒に参加できる仲間をこのイベントで見つけて下さい。

知らない者同士でも一夜を共にすれば、不思議と一体感が出てきます。僕らスタッフ同士も、仲良さそうにしている参加者同士も、はじめから知り合いだった人はほとんどいません。私を例にすると、元から知り合いだった人は一人もいません。全員こういったイベントやコミュニティ活動から知り合った人ばかりです。

特別なことは、何もする必要ありません。

一緒にイベントに来た、隣に座った、カンファレンスを聴いた、ワークショップで学んだ、ハッカソンで何か作った、ライトニングトークで発表した、ご飯を食べた、休憩所でコーヒーを飲んだ、同じ部屋だった、何でもいいんです。ただ一緒に過ごしたというだけで、それは大きな共通体験となります。

そんな共通体験を、著名なフレームワークデベロッパーやオープンソース界で活躍されている方達ともできるのが PHP Matsuri です。

英語が苦手。。。

英語が全くダメ?大丈夫、ほとんどの人には日本語がバリバリ通じます。

海外のゲストもカンファレンスの発表では通訳が付きます。ゲストと直で交流できるのがイベントの魅力ではありますが、どうしてもダメなら無理に話さなくて良いです。話せば楽しいでしょうけれど、英会話教室じゃないので英語を話すことを強制するイベントではありません。日本語で話したい方は私と話して下さいm(_ _)m

さあ祭りへ!

さあ、ここまで読んだあなたなら、もう参加する勇気が出てきましたね。

まだ迷ってる?迷ってる暇は無いですよ。イベントは10/15ですが、会場手配の都合でチケットは10/10で締め切っちゃいます。もう買っちゃいましょう。関西人スタッフの一人としては、ぜひ関西の人にこそ、この経験を味わってもらいたいと思っています。秋の夜長に南港でステキな一夜を過ごしましょう!

PHP Matsuri 2011に参加する

明日のリレーブログは sio_19851001 さんです。どんなエントリになるか楽しみですね!

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