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2006-12
CakePHPを使う理由
- 2006-12-13 (水)
- CakePHP
International PHP Magazineで「CakePHPを使う理由」というアンケートをやっています。
# Lightweight
# CakePHP does not believe in a components/widget approach
# Compatible with PHP4 and PHP 5
# Enhanced AJAX support
# Suitable for any kind of project
# The Bake commandInternational PHP Magazine::News::IPM Poll Question: Reasons to use CakePHP are ?
2つめは良く分からないのですが、後はまあ有りそうな選択肢ですね。
ちなみに私がCakePHPに興味を持った理由は「PHP4/5対応」と、選択肢には無いですが「ActiveRecordライクなModel」「設定ファイル不要」でした。(あとはやっぱりこれです。;-))
アンケートに回答すると現在の集計結果を見ることができます。bakerな方は回答してみては?
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PHP6はコードキャッシュを搭載?
- 2006-12-12 (火)
- PHP
エントリはAPCのインストール方法なのですが気になる内容が。
APC Cache is not included with the latest release of php (although it is planned on being included with version 6).
Jaslabs: High performance php » How to install Alternative PHP Cache
PHP6にはAPCが含まれる可能性があるようです。
私も本稼働のサイトでeAcceleratorを使用しているのですが効果は抜群です。単純なコードならあまり効果は無いかもしれませんが、フレームワークなど多数のコードを読み込むようなアプリケーションだとかなり有効です。
ただ導入した時は若干クセがあり、高負荷時に安定稼働させるには試行錯誤が必要でした。
PHP本体に標準添付となれば使われる事例も増え、ノウハウが共有されていくでしょう。さらにソフト自体の信頼性も上がっていく事も期待できますね。(さらにさらに進んでJITコンパイラなんかが出てくるかもしれません。:-))
PHP6では
$ ./configure --enable-apc or --with-code-cache=apc
なんて感じでしょうか。
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複数のレイヤで考える
複数のレイヤで考えるというのは大事ですね。
Webアプリケーションって、H/Wを始め、ネットワークやOS、ApacheやPHP自体などいろいろなレイヤの上に位置するものだし、それらの技術の上に成り立っているものなので、「コーディング」というレイヤの上っ面だけかじって、「Javaできます」とか「PHPできます」ってのはどうかと。コーディングも大事ですが、それより下のレイヤもそれ以上に大事だと思います。それらのレイヤで簡単に解決できるハズの問題を、JavaとかPHPのレイヤで解決しようとしてるのを目にすることが多すぎる気がします
はげしく同意です。
複数レイヤで考える簡単な例としてはWebアプリケーションのアクセス制限があります。
クライアント側のIPを見てアクセス可否を判断したい場合は、FW・ルータ・サーバ(iptables等)・Apache(Webサーバ)・アプリケーションサーバ・アプリケーションと様々な箇所で対策を行う事ができます。(PHPならアプリケーションを「php.ini等の設定」と「コード」にも分けられますね。)
コードでがりがり書いたものが、実は下位レイヤで設定ファイルを少し触るだけで実現してしまったりします。
あとアクセス制限なら下位のレイヤで制限をかけておけば、当然それより上位のレイヤにアクセスする事ができなくなります。その結果、負荷が軽減されたり、セキュリティが確保されたりします。
もちろん要件や環境によってどのレイヤで解決するべきかは変わってきます。レンタルサーバなどでは通常ネットワーク周りは触れないでしょうし、アプリケーションを不特定多数に配布する事が前提ならできれば全て配布物(アプリケーション)で解決したいでしょう。
ただ知っている事により問題解決の引き出しが増えることは間違いないです。
アプリケーション以外のレイヤも是非触ってみましょう。
# 目の前には1月前から箱に入ったままのRTX1100があったりします。。。
# 早くやれよ>自分:-P
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PHPテクニカルセミナーに参加してきました。
PHPテクニカルセミナー – PHP言語で快適デバッグに参加してきました。
平日の午前中という時間帯に関わらず多くの人が集まっており満員御礼状態でした。(プレゼンターの田中さんも触れられていましたが正直私もこんなに集まると思っていませんでした。:-p)
セミナーではいくつかのデバッグ手法・ツールが紹介されていました。
- print_r/var_dumpメソッド
- PEAR::Var_dump
- dBug
- DBG
- Xdebug
- Gubed
- Simple PHP Debugger
- VS.Php
印象に残った内容です。
- ブラウザ->DBG->DBGListener->デバッガの流れが分かりやすかった。
(ポイントだったようで何度も説明されていました。) - Gubedは試してみたい。
- VS.PhpはSubversionクライアントにも使える。
- VS.Phpはdeployにも使える。
- VS.Phpは複数バージョンのPHPエンジンを使える。
- VS.PhpはMicrosoftが作っているわけではない。
- VS.Phpは試用版がある。
このセミナーはVS.Phpの販促だったと思うのですが、DBG+DBGLisener+デバッガの構築が複雑だっただけに、それと対比してVS.Phpがいかに簡単に導入できるかをアピールすれば良かったのように思いました。
関西ではPHPのセミナーは少ないので次回が開催される事を楽しみにしています。
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PHPソースからフローチャートを生成する
Visustin – Flow chart generator sofware
PHPのソースからフローチャートを生成するツールです。
対応している言語はPHPの他にC/C++、Java、VBといった主要な言語はもちろんのこと、さらにPerlやPythonといったLL系の言語も網羅されています。(Rubyはまだのようです)
デモ版でCakePHPのソース[cake/dispatcher.php]からフローチャート生成してみました。
※デモ版ではプリントアウト・エクスポートといった出力ができないので画面をキャプチャしています。
フローチャートの他にUMLのアクティビティー図も生成できます。
ソースの規模にもよりますが、生成した図は画面で見るには大きいですし、デバッグやコードレビュー時に参考資料として使えそうなので、やはりプリントアウト機能は欲しいです。実用するには有料版を購入する必要があるという事ですね。
# 自分が書いたソースが図になると何だか嬉しいです。:-)
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PHP5.2.0でOut of memory
- 2006-12-07 (木)
- PHP
PHP5.2.0にメモリリークのバグがあるようです。
どうやらPHP 5.2.0のZendEngine2にメモリリークバグがあるようでBTSにもPHP Bugs: #39438: Memory leak PHP Fatal error: Out of memoryとして報告があがっていました。
CVS版では既に修正されていますが、CVS版がすぐに適用できない場合もある(ない?)のでリコンパイルせずにこの問題を回避する方法を考えてみました。
メモリリークする事はもちろんまずいのですが、結局はPHPがメモリを確保する際にmemory_limitの制限に引っかかってしまう事によりFatal errorが発生しています。そこでmemory_limitの制限を外す or 上限値を上げる方法を試してみます。
バグを発生させるコードです。
(via [cvs] View of /ZendEngine2/tests/bug39438.phpt)
< ?php $i=0; $test2=array( 'a1_teasermenu' => array( 'downloadcounter' => 2777, 'versions' => array( '0.1.0' => array ( 'title' => 'A1 Teasermenu', 'description' => 'Displays a teaser for advanced subpages or a selection of advanced pages', 'state' => 'stable', 'reviewstate' => 0, 'category' => 'plugin', 'downloadcounter' => 2787, 'lastuploaddate' => 1088427240, 'dependencies' => array ( 'depends' => array( 'typo3' =>'', 'php' =>'', 'cms' => '' ), 'conflicts' => array('' =>'') ), 'authorname' => 'Mirko Balluff', 'authoremail' => 'balluff@amt1.de', 'ownerusername' => 'amt1', 't3xfilemd5' => '3a4ec198b6ea8d0bc2d69d9b7400398f', ) ) ) ); $test=array(); while($i<1200) { $test[]=$test2; $i++; } $out=serialize($test); echo "ok\n"; ?>
まずはPHP5.1.6(memory_limit=16M)で実行してみてみました。こちらはエラーになりません。
$ php516/bin/php -v PHP 5.1.6 (cli) (built: Oct 17 2006 20:22:42) Copyright (c) 1997-2006 The PHP Group Zend Engine v2.1.0, Copyright (c) 1998-2006 Zend Technologies $ php516/bin/php -f memory_leak_520.php -d memory_limit=16M ok
続いてPHP5.2.0(memory_limit=16M)で実行するとFatal errorが発生しました。
$ php -v PHP 5.2.0 (cli) (built: Nov 7 2006 14:33:45) Copyright (c) 1997-2006 The PHP Group Zend Engine v2.2.0, Copyright (c) 1998-2006 Zend Technologies $ php -f memory_leak_520.php -d memory_limit=16M PHP Fatal error: Allowed memory size of 16777216 bytes exhausted (tried to allocate 784851 bytes) in ~/memory_leak_520.php on line 36
memory_limit=24Mにするとエラーは発生しませんでした。
$ php -f memory_leak_520.php -d memory_limit=24M ok
memory_limitを無制限にした場合もエラーは発生しませんでした。
$ php -f memory_leak_520.php -d memory_limit=-1 ok
本来はバグを修正すべきですが、まあこんな方法もあるという事で。
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CakePHP1.1.11.4064リリース
CakePHP1.1.11.4064がリリースされています。
数々のバグフィックスの他、以下のような内容が盛り込まれています。
- Configureクラスにメソッド追加(version(),read(),write())
- Modelの遅延読込(the lazy loading of models)によるパフォーマンス向上
- View#_viewVarsがdeprecatedに
=> これからはView#viewVarsになるようです。
CakePHP cakeError()は値を返さないやCakePHP1.1.10.3825-bake.php修正パッチの内容も修正されていました。
ソースをざっと見たところではコードのクリーニングが行われていたり、phpdocが追記されていたりとソース自体の熟成も進んでいる印象を受けました。機能を実装するより地味ですが、クオリティを上げるのに重要な作業だと思います。開発者の方々には感謝感謝ですね。
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Remember The Milkでタスク管理
- 2006-12-02 (土)
- LifeHack
エンジニアのための時間管理術の本を読んでタスク管理のイメージができたのでGTD+タイムマネジメントを実践してみました。
タスク管理ツールにはPAAを2日ほど試してから、Remember The Milk(RTM)を使っています。噂にたがわず本当に良くできたツールですね。
とりあえず1週間試してみた感想です。
いけてる点
- ヘルプが充実している。
=> 操作で分からなくてもほとんどヘルプで解決。 - ショートカットキーが充実しているので、通常の操作ならほぼ全てキーボード操作ができる。
- 検索が強力すぎ。プログラム的に検索条件を組み立てられる。さらにSmartListで検索条件を登録できる。
- メールでタスク登録ができる。
=> 携帯からタスクを追加するのに便利 - Google Calendarと連携できる。
=>予定をGoogle Calendarで管理していたので。
不満な点
- タスク入力時に上手く動作しない事がある。
- やや動作がもっさり。
- 携帯からログインして使うといちいちHTTPSの認証開始メッセージが表示されるのでうっとおしい。
- Google Calendar上で別窓でタスクは確認できるが、カレンダー上にはタスクが表示されない。
=>これは方法があるかもしれないですけど。
あとこれはRTMに限らずWeb上のサービス全般に言える事ですが、データにWeb経由でアクセスできる事の恩恵を今更ながら感じました。
普段からノートPCとデスクトップPCの両方を使用しているので、データの同期に一手間かかっていました。(subversionのcommit&updateですら面倒な時ってありません?)
でもWeb上のサービスなら、外出先から事務所に戻った後、カバンからノートPCを出さなくても同じデータにアクセスできます。ちょっとした事ですが便利ですね。
とりあえず使えそうな感触は得ることができたので模索しながら続けていこうと思います。
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