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2014-01
2014年は「ちゃんと稼いで、食べていく」
- 2014-01-02 (木)
- 雑記
新年、あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になり、誠にありがとうございました。
2014年に入って、はじめのエントリということで、2013 年のふりかえりと2014年の抱負などを書いてみたいと思います。
2013年ふりかえり
2013年は、最初のエントリでも書いたように、体質改善を行い、俊敏に動ける状態を作る一年でした。
そのために大きな決断も行いました。関係各位にご心配をおかけすることになったことは心苦しいのですが、ご理解頂き、後押しして頂けたこと、本当に感謝しております。結果がどうでるかは今後の頑張り次第なので、一歩づつやっていきたいと思います。
この体質改善には、意外に時間がかかりました。特にそれを感じたのは、考え方の変化です。それまでの体質で動いている状態での考えと、体質を変えていく中で考えることは、自ずと変化していきます。以前は当たり前だと感じていたことが、そうではなくなったり、別の視点が見えてきたり、ということがありました。人の思考は日々の習慣から生まれる、ということをあらためて意識した年でもありました。
まだ、完全に切り替わったというわけではなく、システムに例えると、旧システムは稼働したまま、新システムの構築を行い、その一部を先行稼働させようとしているのが現在の状況です。まだ道のりは長いですが、まずは舵を切って動き出したというのが、2013年の成果ともいえます。
2013年の活動など
2013年に行った活動のうち、公開しているものをいくつか並べてみました。こうして振り返ると Vagrant に関するものが本当に多かったですね。ここには記載していないですが、色々な Vagrantfile(とプロビジョニングファイル)を書いて公開しました。
PHPエンジニア養成読本
PHPエンジニア養成読本の巻頭企画を執筆を行いました。今回は、全体の取りまとめ的なことも行ったので、またこれまでとは違う関わり方ができました。普段一緒に勉強会を開催している Kansai PHP Users Group のメンバーと一緒に原稿を書くことができたので、スケジュールはタイトでしたが、楽しい執筆となりました。
Vagrant入門ガイド
初の電子書籍で、初の単著になりました。PHP カンファレンスに間に合わせたかったので、PHPエンジニア養成読本と平行して進める形になり、色々と大変でしたが、なんとか間に合わせることができて良かったです。担当の馮さんには無理を言いましたが、対応頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
こちらではKindle ストアで技術専門書が上位にランクした例として紹介されました。
コンテンツの数と発売タイミングが大切になる1年――電子書籍と電子出版ビジネスの2013年→2014年
PHPプログラミング診断室
暮れから gihyo.jp さんにて連載がはじまりました。どのような反響になるか戦々恐々としていたのですが、初回についてはまずまずのスタートが切れたように思います。現場でお役に立てる連載にしていきたいと思います。なお、この連載では、診断コードが肝となっています。お手持ちのPHPコードがあれば、投稿をお待ちしています!
Phagrant
PHP Matsuri で作ったものです。Vagrant を PHP で実装してみたものですが、仮想マシンを作って、プロビジョニングを走らせる程度のことはできました。LT では、vagrant コマンド叩いている疑惑などありましたがw、実際は Vagrant と同じく、VBoxManage コマンドを利用しています。ネタ一発ですが、Vagrant 作者の Mitchell Hashimoto さんに見て頂けたので良かったです。
VagrantX
暮れに公開した Vagrant の GUI アプリケーションです。RubyMotion で開発しています。「いいね!」という声も頂けたので、少しづつ開発も進めていきたいと思います。
発表
資料未公開のものも合わせると 20 程度のイベントで発表を行いました。その中でも反響が大きかったのが下記の資料でした。ちょうど「Vagrant」というキーワードが浸透して、具体的な使い方を模索している人が多かったタイミングだったこともあり、公開して半年で 40,000 PV 近いアクセスとなっています。今年公開したもので、はてブが一番多く付いたのもこの資料でした。
また、devlove関西で行った、技術以外のキャリアや考え方といったテーマで発表は、気恥ずかしさもありましたが、自分を見つめ直すということで、良い経験になりました。
勉強会
関西PHP勉強会を中心に行いました。とくに年の後半は、関西PHP勉強会を毎月開催としたので、定期的に開催するという流れができてきました。このエントリでも書いたような「もくもく勉強会」の形式が面白いと思うので、メインはこの形でやりつつ、たまにセミナー型をやるというのが良さそうです。
blog
例年どおり月に 2–3 エントリだったのですが、年末に開催した Shin x blog Advent Calendar により、57 エントリまで増えました。せっかく書く習慣が付いたので、無理の無い範囲で良いので、週に 1 エントリくらいの頻度で書いていきたいです。
2014年は
2014年の今年は、「ちゃんと稼いで、食べていく」ということをあらためて意識してやっていきます。
昨年は、なぜこの仕事をやっているのか、なぜ会社をやっているのか、ということを考え直すことが何度もありました。そうした中で突き詰めると、当たり前のことなんですが、これが大事なことで、かつ自分がやるべきことなんだと再認識しました。
ここ数年は有難いことに、それほど強く意識せずともやってこれたのですが、そうした状況がいつまでも続くわけではありません。何を成すにも、まずは食えないことには始まらないのです。今後どうなっていくかは分からないですが、これからもしっかりと食べていけるように、色々な布石を打っていこうと思います。
まずは自分や家族、身近な人たちがちゃんと食べていけるように。そして、取り組んでいくことが結果として、より多くの人へ、少しでも良い影響となって広がればと良いですね。
さいごに
いつも Shin x blog をご覧頂きありがとうございます。2014年も、笑顔で終われるように頑張りましょう。今年もよろしくお願いします!
まずは、冬休みのタスク消化からはじめたいと思います:D
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