JPUG10周年記念イベント「PostgreSQL Conference 2009 Japan」で発表してきました。
コアな内容や大規模向けな内容のセッションが多い中、明らかに場違い感満載な内容だったわけですが、とりあえず無事に発表できてホッとしています。
この場を借りて発表の機会を頂いたPostgreSQL Conference 2009 実行委員会の皆さんにお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。
今回は自身では実に反省点の多い発表でして、発表のあとは一人へこんでいたのですが、そんな発表にも関わらず聞いて頂いた皆さんありがとうございました。
冒頭の写真は、発表の後にオレゴン州出身の方から頂いたシールです。ちょうどへこんでいたところだったので、とても勇気づけられました!ありがとうございます:-D
# www.heartinoregon.comのシールのようです。
以下、雑感をつらつらと。
雰囲気
普段参加しているLL系のイベントとは雰囲気が異なり、特に初日のビジネスDayは堅めでしたね。初日は仕事の関係で午後から参加したのですが、セッション中の堅めな雰囲気に翌日の自分の発表が不安になったりしました。
ただこの雰囲気はセッション後の懇親会では一変し、わいわいがやがやと良く知る賑やかな雰囲気となりました。これはかなり安心しました:-D
あと発表者、参加者ともに年齢層はWeb系に比べると若干高めだった気がします。
公式ハッシュタグが用意されていたのですが、発言している人は少なめでしたね。スタッフの方を除くとポツポツという感じで、さらに発言されているのは海外の方の方が多かったように思います。
あと発表のスライドにTwitterのIDを書いている人がすごく少なかったです。これは個人での発表というより組織の代表者として発表している人が多かったのもあるかもしれません。
プレゼン
自分で発表するようになってから、他の人の発表を見ると、内容もさることながら、話し方やテンポ、仕草などを見るのが楽しいです。
今回は特に自分の発表でへこんだ後に聞いたDavid Wheelerさんの発表が素敵すぎました。英語はほとんど分かってないのですが、この発表では(他に比べると)理解することができました。スライド・言葉だけでなく、表情や仕草などで何かが伝わってくるこのプレゼンは良い勉強になりました。
他の方のプレゼンも色々と学ぶところがあり、そういったプレゼン手法を見ているだけでも楽しいイベントでした。
やはり上手い人のプレゼンにはおもてなしの心があるんだなーと感じましたね。
国際的なイベント
2日目のクロージングにてスタッフの方のお話に「国際的なイベント」という言葉がありましたが、まさにそういったイベントになっていたと思います。
海外のイベントには参加したことは無いので、ここまで海外の方の比率が多いイベントに参加したのは初でした。
印象的だったのは、発表の途中で突っ込みが入ったり(しかもその突っ込みにさらっと回答する)、質疑応答が白熱したりする光景でした。こういったものは日本と海外との違いということで語られていたり、動画などで見たりはしていたのですが、直に見るのは初めてだったので新鮮でした:-D
こういったプレゼンは是非自分たちでもやっていみたいです。
そういえば参加したセッションもほとんどが英語のセッションで、海外に行ったらこんな感じかなと想像しながら聞いてました。国内からの参加者でも英語を話す人が多かったです。やっぱり英語勉強したいです。
あと初日の同時通訳もすごかったです。よく国際会議とかで見てるイヤホンで聞いているアレですが、ホントに発表者が話して少しのタイムラグでどんどん訳が聞こえてきます。いやあすごい。
運営について
こういった素晴らしいイベントを運営されたスタッフの皆さんには頭が下がるばかりです。自分もつい先月にCakeMatsuriを運営していただけに、とにかくお疲れ様でしたという気持ちで一杯です。
素晴らしい運営の中で、気になった点を。
思うに発表者へのサポートがもう少しあると良かったように思います。PCとプロジェクタとの接続やピンマイクの使い方・調整など、手すきのスタッフの方が発表前に横についてサポートして上げれば、もっと安心して発表することができたと思います。
海外からの発表者についてはもちろんサポートされている方がおられたのですが、国内からの発表者はわりと放任主義な感じがしました。
自分が運営に関わるイベントでもできているわけではないので、自戒も込めて。
とにかく濃いイベント!
発表内容はどれも濃く興味深い内容が満載でした。特に監視を含めた「見える化」系の話やSE-PostgreSQLの考え方、破損データからレコードを取り出す方法などが面白かったです。
あとライトニングトークがどれも内容がしっかりしていて、5分で聞くにはもったい無い内容ばかりでした:-D
DBのイベントということで色々なバックエンドを持つ人が集まっていたため、色々な話を聞くことができたのが収穫でした。できればもっと色々な人とお話したかったです:-D
最後に、実行委員会の皆さん、参加された皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!
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