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Webシステム開発に便利な7つのツール

この記事の所要時間: 98

Webシステム開発で使っている便利なツールをあげてみました。

あらためて社内の開発環境を見直す機会があったので、使っているツールを並べてみました。こうして見ると色々なツールを使って開発をしていますね。わりと定番系なものが多いですが、良かったら参考にどうぞ。

1. Apache / PostgreSQL / PHP

Mac OS X に MacPorts でインストールしたApache / PostgreSQL / PHP 環境を使って開発をしています。

PHPは5.3、PostgreSQLは8.4 or 9.0です。

ただ旧バージョンのPHPを使ったり、Linux でなければ動かないモジュールを使うこともあるので、その際は社内のCentOSサーバにSSHで入って開発したりもします。

Vimを使ってるので、SSHで入ればどのサーバでも開発できるのは利点ですね。

Mac を使い出して、しばらくはこれで良かったのですが、たまにLinux環境が欲しい時があったり、社内スタッフと開発環境を揃えることを考えると、vmwareでLAPP環境を構築しておいて、それをみんなで共有するほうが良いかもしれません。

2. Vim

開発エディタにはVimを使っています。

昔はWindowsのPeggyを使っていたのですが、サーバにSSHで入ってメンテナンスする時にVimでもたもたするのがいやだったのと、何よりVimで颯爽とコードを書くのがかっこ良さそうだったのでメインで使うようになりました。

シェルの延長上で使えて、起動にストレスが無いですね。基本コマンドは手に馴染んでいるので、純粋に「書く」という行為については文句無いです。IDE並とは言わないですが、拡張していけば補完なんかもそれなりに効きます。

一度覚えておけば、Unix系を使う限りは下手すれば一生ものになるので楽できますね。

ただ絶対にVimじゃなきゃイヤだということも無くて、最近はNetBeansも気になったりもしてます。(Vimプラグインとかあるみたいだし)

http://www.vim.org/

3. xdebug

xdebug

PHPで開発している人にはおなじみのxdebugを入れてます。

インストールするだけで、PHPのエラーメッセージを見やすくしたり、スタックトレースを表示してくれたり、var_dump()した時が見やすくなったりで開発する時には嬉しい機能満載です。

例えば、PHPエラーが見やすくなって、スタックトレースが表示されたり。

xdebug_php_error

例えば、var_dump()で変数をダンプすると見やすくなってたり。

xdebug_var_dump_array

オブジェクトなら、インスタンス変数のアクセス権も表示してくれます。

xdebug_var_dump_object

他にも実行コードがトレースできたり、コードカバレッジを計測できたりと、とても重宝しています。

xdebug は pecl コマンドでインストールできます。

$ sudo pecl install xdebug

もちろん yum でもインストールすることもできます。

$ sudo yum install php-pecl-xdebug

PHPで開発する人ならぜひ開発環境に入れてみてください。

xdebug

4. Firefox

Firefox ブラウザ無料ダウンロード

Webを見るときのブラウザはChromeとFirefoxを併用していますが、やはりWebシステム開発に使うならFirefoxがメインです。

理由はアドオンが充実していることです。もちろんChromeでも同様のことができると思うのですが、使い慣れているということとFirefoxにしか無いアドオンがあるのが大きいですね。

豊富なアドオンの中でも特によく使うものをあげてみました。

4-1. Firebug

言うまでもなく定番のツールですね。

表示されているHTMLタグを確認したり、CSSを修正したり、JavaScriptのデバッグに使ったりと機能満載なのですが、Webシステム開発という意味では「ネット」が便利です。

ここを開くとブラウザからWebサーバへどのようなHTTP通信を行っているかが分かります。あるページを読み込むと画像やCSSが次々と読み込まれるのが分かります。

firebug_1

さらに各行をクリックするとヘッダを含む、リクエスト、レスポンスの内容が確認できます。

firebug_2

POSTの内容も見やすいです。

firebug_3

Firebug :: Add-ons for Firefox

4-2. Selenium IDE

自動ブラウザテストツールです。

Selenium IDEを使うとブラウザでの操作、入力を記録することができ、何度でも同じ操作を繰り返すことができます。さらにページやURL、Cookieなどの内容が想定されている値になっているかを検証することができます。

特に複雑な入力を伴うような購入フォームやユーザ登録などは、操作を記録してテストケースを作成しておくと、開発途中で動作確認するときに同じ操作を人がするのではなくツールにさせることができて、効率的です。

操作さえ慣れればかなり適用範囲の広いツールなので、Webシステムを開発する人でまだ使っていない人は一度試してみてください。

Selenium IDE

4-3. FireMobileSimulator

携帯電話対応のWebシステム開発では欠かせないツールです。

このツールを使うと擬似的に各キャリア、各機種の携帯電話からのアクセスを行うことができます。膨大な機種データが登録されており、新機種への対応も随時行われています。

画面サイズや絵文字表示などもシミュレートしてくれるので表示についても確認できます。(もちろん最終的には実機テストが必要ですが)

FireMobileSimulator.org

5. SimpleTest / PHPUnit

PHPでユニットテストを行うツールです。

SimpleTestはCakePHPで開発するときに使っています。それ以外で開発するときはPHPUnitを使うようにしています。

ユニットテストの効能については様々な情報があり、あえてここで触れる必要はないと思いますが、個人的に感じているメリットが2つあります。

5-1. 安心感を得る

テストを書いて、いつでもテストを実行できる環境を作っておくとそのコードが想定どおりに動く安心感が得られます。リファクタリングなどでコードを書き換える時もそうですが、開発が終了して何ヶ月か経った後でもそのコードが確実に動くことが保証できます。(もちろんテストを書いた範囲においては、ですが)

あと他人(数ヶ月後の自分を含む)が書いたコードがどのような動作を想定したものかを掴むことができます。

こうした書いたコードに対する安心感を得られるのが大きいです。

5-2. テストしやすいコード=独立性の高いコードを書くようになる

ユニットテストを書きだすと分かるのですが、メソッド内で様々なクラスと密結合になっていて様々な処理を詰め込んでいるとテストが書きづらくなります。

テストを書く段でそういった密結合を解きほぐしていって、メソッド毎の処理を小さな単に分けていくと、テストが書きやすくなり、自然と独立性の高い実装となっていきます。こうした独立性の高い実装はその役割がはっきりしているので再利用が容易となります。

独立性の高いコード、疎結合なコードを書くための訓練といういう意味でもテストコードを書くというのは効果があると思います。

とはいえ、やはりテストを書くのが面倒な場面はあるので、今はいかに効率的に(手間をかけずに)テストが書けるかを模索しています。

SimpleTest – Unit Testing for PHP
PHPUnit Manual

6. Redmine

社内の開発タスク管理にはRedmineを使ってます。

3,4年くらい前にBTSを導入しようとして、TracやMantisなども検討したのですが、複数プロジェクトが管理できるのとGUIが取っ付きやすそうだったので、Redmineを導入しました。

まだ今の使い方が正解かどうかは分からないですが、ざっくりとしたタスク単位でチケットを発行しています。チケットには仕様の詳細までは書いていないことの方が多くて、実際にアサインする時に打ち合わせで説明しています。

このあたりをどう活用しているのかは他の人と情報共有したいところですね。

Redmineの機能としては、やっぱりGitやSubversionなどのSCMと連携できて、コミットとチケットを関連付けられるのが便利ですね。チケットに対する変更差分をブラウザでさっと確認できます。

SCMを初めて使う人にとっても、commit / push した内容がブラウザで確認できるので分かりやすいみたいです。

http://redmine.jp/

7. Git / Subversion

ソースコードは、Git / Subversion で管理しています。

SCMはCVSから使いはじめました。その頃は一人で開発をやっていましたが、変更履歴や差分が取れるし、開発環境とテストサーバなど複数の箇所で同じソースが簡単に取得できるので、それ以来利用しています。(当時使っていたPeggy ProにCVS連携が付いていたのも一つのきっかけになりました。)

それからSubversionを使い出して、CVSのソースはSubversionに移行しました。スタッフが入って、複数人での開発になってからはさらにツールの重要性が増しました。誰がどう変更したかを間違いなく把握できるので、自分が書いたコードという意識も高まりますし、疑問点があってもすぐに書いた本人に聞くことができます。

そういえば、Redmineを使い出したのもSubversion連携があったというのもありますね。

そして昨年くらいからGitを使い出しました。まだベストプラクティスが決まらず、本来の分散リポジトリという部分は生かせていないですが、基本操作は浸透してきたので、そろそろ色々と模索していこうと思います。

Git – Fast Version Control System
Apache Subversion

ツールの提供者に感謝!

こうしてあらためて見ると普段多くのツールを活用して開発を行っていることが分かります。

ここで挙げたツールはいずれもオープンソースで配布されているものであり、無償で利用することができます。当然ながこうしたツールは誰かが開発しているもので、さらにテストをしたり、マニュアルを書いたり、それを翻訳する人がいたり、と多くの人の力で提供されています。

今後も感謝の気持ちを忘れず、どんどん活用していきたいですね。

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