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天候不順で飛行機が飛ばなかったら

この記事の所要時間: 446

12/26、暴風雪の影響で、新千歳空港が数時間離着陸できない状態になっていました。

ちょうどその日の朝に新千歳から大阪に帰る予定だったので、見事にその事態に直面することになりました。

なんやかんやと動き回ったので、それをメモ。こうした方が良いよ、とかあればアドバイス下さい。:-)

1. システムは当てにならないかも

10時発の飛行機に乗る予定だったのですが、8時頃には既に飛行機の離発着は停止していました。この事は札幌駅へ向かうタクシーのラジオで聞いていたのですが、JALのサイトを見ると軒並み「搭乗手続き停止」「遅延」となっているに関わらず、自分が乗る飛行機だけはなぜか「搭乗手続き中」となっていました。

これを見て念のため空港に向かったのですが、やはり搭乗手続きは停止されていました。JALの方にも確認しましたが、システム障害?とのことでした。(障害というか入力ミスとかそういう話だとは思うけど。まあ、基本こう答えますね:-))

混乱時はシステムには反映されていない可能性があるんで、現場での確認が大事です。

2. とにかく空席待ち整理券を取る

事態が把握できたら、とにかく空席待ち整理券をもらいに行きます。いつ天候が回復して飛行機が飛ぶかは分からないで、どの便でも乗れるように備えておきます。

飛行機が飛び出しても、優先的に乗れるのは当然ながら、その便のチケットを持っている人です。自分の乗るべきだった飛行機が欠航になった場合は、空席待ちで乗るしかありません。今回は多くの便が欠航となったので、これを利用した人が多いと思います。

心情的には朝一から待っている人が優先的に乗りたい気もしますが。:-D

3. 要件を固める

代替案や最悪の事態を考えて、要件を整理しました。

以下、優先順位順で。

  • a. 翌日昼までに自宅へ帰る
    => 翌日は昼から子供の発表会があるので。
  • b. 当日中に自宅へ帰る
    => 翌日の朝に発表会の準備があるので。
  • c. 当日夕方までに事務所へ帰る
    => 当日、会社は仕事納めで、さらに忘年会の予定だったので。
  • d. 当日昼過ぎに事務所へ帰る
    => 当初の予定ではこれ。

4. 行動を決める

空港に着いた時点で、14:00までは飛行機が飛ばない事が確定していたので、d.は無くなりました。

14:00から飛行機が順調に飛べば、何とかc.が可能でしたが、天候を見ているとかなり吹雪いている状況だったので、これも望み薄でした。

というわけで、a./b.を睨んで行動を考えました。

  • 4-1. [b] とにかく待って、関西方面行きの飛行機に乗る。
  • 4-2. [b] とにかく待って、東京・名古屋行きの飛行機に乗る。その後、新幹線で大阪で移動。
  • 4-3. [a] とにかく待って、東京・名古屋行きの飛行機に乗る。一泊して、翌日朝一で大阪に移動。
  • 4-4. [a] 当日は千歳で一泊して、翌日の飛行機に乗る。(関西方面行き)。
  • 4-5. [b] 函館まで移動して、関西方面行きの飛行機に乗る。
  • 4-6. [b] 函館まで移動して、東京・名古屋行きの飛行機に乗る。その後、新幹線で大阪で移動。

当日に帰れれば良いのですが、それが難しい場合は、なんとか本州(もしくは函館)あたりまではその日の内に移動するつもりでした。当初は翌日に天候が回復するかどうかも分かりませんでしたから。

函館経由はtelで教えて頂いたもので、新千歳が回復の見通しが立たなかったので、かなりアリだったのですが、天気予報を見ると函館方面は暴風雪となったいたので、避けました。函館の天候に問題無ければ移動していたと思います。

というわけでアクロバット的な立ち回りもできず、結局おとなしく待つことにしました。

5. 先の便の予約を取っておく

2.でも書きましたが、飛行機が動き出しても優先的に乗れるのは、その便のチケットを持っている人です。ですので早めに先の便の予約を押さえておきます。4-4.を想定すると、翌日の便も予約を取っておいた方が安全です。

予約だけなら、JALサイトで携帯から簡単に取ることができます。これはホントに便利です。

6. 飛行機が動き出したら

当初の予定の14:00が過ぎた頃にようやく天候が回復して来たため、16:00頃から各方面に飛行機が飛びはじめました。その中には関西方面の飛行機もあったのですが、自分の空席待ち整理券の番号まで順番が回らなかったため、新千歳に止まっていた飛行機に乗る事ができませんでした。

あとは他の空港から来る飛行機に乗るしか無いので、当日に乗れるかが微妙になってきました。

ただ事態は刻一刻と変化しているので、空席待ち付近で待つのが吉ですね。(自分は半ば諦めてマッサージに行ってましたが:-P)

7. 結局、、、

紆余曲折あったものの、関西方面の最終便に空席待ちで滑り込むことができて、当日夜中に自宅へ戻ることができました。

12:20伊丹空港予定だったのが、22:15頃に関西空港に到着となりました。

半日近くを新千歳空港で費やすことになったのですが、おなか一杯になりました。。。まあとにかく無事に帰ることができて良かったです。:-)

JALの人も大変

こういった事態になると搭乗客も大変ですが、JALの方々は本当に大変そうでした。(ANA等々も同じです)

空席待ちカウンターの人だかりを整理しているときに、JALの方(リーダー?)が職員に向かって「もう少しだ。頑張ろう!」と檄を飛ばしていたのが印象的でした。

当日居合わせた人、JALをはじめ航空会社の方々、その他関係者の方々お疲れ様でしたm(_ _)m

「ありがとう」「すみません」は声に出して言おう

この記事の所要時間: 145

タイトルは子供に諭すような内容ですが、仕事で接する人の中にも、この「ありがとう」「すみません」が言えない人がいます。

社会経験を何年も積んでる良い大人が、3才の子供に教えるような事ができてないというのは正直驚きです。

シャイで言えないのか、変なプライドがあって言わないのか、そもそもそういった気持ち自体が芽生えないのか分かりませんが、そういった人と一緒に仕事をするととても残念な気持ちになります。

私も誰にでもニコニコとできるタイプではないですし、全てのシーンで言えているかは自信が無いですが、できるだけ言うようには心がけています。

「ありがとう」を言うように心がけるようになったのは、学生時代にTVで見た上岡龍太郎さんの発言でした。

細かい言い回しは覚えていないのですが確か「コンビニでお金を払って商品を受け取る時に店員さんになぜ『ありがとう』を言わないんだ」といった内容だったと思います。支払う金額の対価とはいえ、こちらは商品なりサービスなりを受け取っているのだから「ありがとう」を言うのは当然だ、という話でした。

これにはかなり衝撃を受けました。

あの発言内容自体も新鮮でしたし、何と言ってもそれをあの上岡龍太郎さんがおっしゃられていたのが驚きでした。それがきっかけでコンビニでもスーパーでも「ありがとう」を言うようになりました。はじめは何だか照れくさいというか妙な感じでしたが、それを10年以上続けている今では自然に出てきます。

こういうのはクセというか習慣になれば自然と出てくるものなので、なかなか口にできない人でも初めだけ意識してやればどうってことないです。どうってことないことですが、人と関わって行く上では大切なことだと思います。

ちょっとしたことですが「ありがとう」「すみません」は意識して声に出して言っていきましょうよ。

# 周りのいわゆる「できる人」を見ていると、こういった言葉が言える人、気遣いができる人が多いですね。
# (自分がそうなりたいから、できている人に目が行くのかもしれませんが。)

携帯電話を無くした時に知っておくこと au編

この記事の所要時間: 434

昨日、携帯電話を無くしました。。。

飛行機で出張から帰ってきたのですが、空港に着いて、空港バスに乗った時に携帯電話が無いことに気づきました。飛行機はチケットレスだったので、乗り込む直前に手元にあったのは間違い無い(携帯でQRコードを表示して、ゲートをくぐったので)のですが、そこからの行方が分かりません。

思い返してみると、普段飛行機を降りるとまず携帯の電源を付けるのですが、それをした記憶が無いですし、なぜかそっちに気が回ってませんでした*1

さて、ここから手続きやらをするわけのですが、結構知らないことが多かったので、メモしておきます。

手続き情報を確認する

まずはauでどういう手続きが取れるかを確認します。

手続きはtelでもWebでも可能なようです。今回はtelで手続きしました。

回線を停止する

拾われた携帯が悪用されないように回線を停止します。ただし後述する遠隔オートロックを利用する場合は、回線を停止する前にオートロックをかける必要があります。

手続きは固定電話から「0077-7-113」にtelにしました。自動応答になっていて、案内どおりに選択していくと、簡単に手続きできました。必要なのは、「携帯電話の電話番号」と「契約時の暗証番号」です。

また、回線を再開する際に必要となる4ケタの数字を入力する必要がありました。これは契約時の暗証番号とは別で、手続き中に入力します。この数字は再開時に必要となるので、忘れないようにしましょう。

遠隔オートロック

今回調べて初めて知ったのがこれ。

あらかじめ設定をしておくと、特定の電話番号から、決めた回数分、携帯電話に電話をかけると、アドレス帳等にロックがかけられるという機能です。「あらかじめ設定」とあるのですが、紛失してからでも設定できるようです。

回線自体は停止できても、アドレス帳など携帯の内容が見られてしまうのはどうしようもありません。(普段からオートロックをかけておけば良いですが。。。)この機能を使えば、遠隔でロックをかけられるというわけです。

ただしこの機能を使うには携帯電話自体が着信可能な状態である必要があります。つまり、上でも触れてますが、この機能を使うなら回線停止に行う必要があります。

今回は飛行機に乗った際に電源を切ったままで、固定電話から何度かけても、通じなかったので、使用しませんでした。。。

機種変更が可能

もし携帯が出てこなかった場合です。

コールセンターで聞いたのですが、最悪、携帯が出てこなくても機種変更という形で同じ番号の携帯を買い直すことはできるとのことでした。特に仕事で使っている等で番号を変えられない人には、これは助かりますね。

ただ、端末自体は買い直しになりますし、さらにフルサポートで購入していると別途費用が必要になるようです。

またこの場合、紛失したままの携帯電話のauICカードが悪用されるのでは?という懸念があったのですが、こちらは回線停止をしておけば、使用できないとのことです。つまり紛失携帯・新携帯で同時に同じ番号が使えるということは無いようですね。(まあ当然ですか)

自分は、シンプルプランで購入していたのですが、最悪、買い直せば番号は使えると分かり少し安心しました。。。

auICカード(UIM)のみ再発行?

上の機種変更は、ようはUIMを再発行して、新しい携帯に使うだけだと思うので、これが可能ならUIMの再発行だけもできるような気がします。

これが出来れば、手元にau端末さえあれば、元の番号で利用できるようになります。

実際のところ

バタバタしたのですが、結局↓のように動きました。

  1. 自分の携帯にtel => つながらず(以降合間を見て何度もかけるが、一度もつながらず)
  2. 飛行機を降りた空港・飛行機会社に落とし物の問い合わせ => ナシ
  3. au 手続き情報確認
  4. au 回線停止
  5. au 遠隔オートロックを知る => コールセンターで教えて貰うが、携帯が通じないと使えないとのこと。
  6. 搭乗した空港・飛行機会社へ落とし物問い合わせ => ナシ
  7. 飛行機を降りた空港・飛行機会社に行って、直接問い合わせ => あった!!!
  8. au ショップへ
  9. UIM再発行依頼 => できればそれを前の携帯に入れて使用
  10. 再発行がムリなら、機種変更で購入

で、7で見つかったので、それ以降は行動していませんが、見つからないことも想定していたので、空港に行く際は旧端末と判子を持っていってました:-D

携帯なくすと大変

無くしたと分かった時はかなり焦りました。。。

自分がいかに携帯に依存しているかをあらためて認識しました。普段使っている機能としては、電話やメール、Webなどありますが、その機能自体より、電話帳やアドレスなどの情報の喪失・流出が痛いと感じました。(もちろん端末自体もイタイですが。。。)

バックアップとロックをしっかり行っておかないとダメですね。

とにかく無事に見つかってホントに良かったです:-D

こうやって色々と対応は取れるので、一番大事なのは何より「落ち着く」ことですね。

*1 野球の3位決定戦が気になってました:-D

Winノートに入れてるアプリ19個をあらためて並べてみた

この記事の所要時間: 519

from: Macに入れているアプリ19個+拡張10個を本気だして列挙してみた : ロケスタ社長日記

前エントリに書いたようにちょうど一ヶ月前にWinノートを購入したので、その時インストールしたアプリを並べてみます。

基本

 FireFox

なにはともあれブラウザです。ごてごて拡張を足してます。

 Launchy

キーボードで操作できるランチャーです。アプリケーションの登録も楽なので、かなりいけてます。慣れるとこれ無しではやっていけません。どのPCでもアプリケーションを立ち上げる時は、ついつい[Alt]+[SPACE]を押してしまいます;-)

 Atok

これも慣れていると手放せません。変換がいけてるのもありますが、辞書との連携で語句の用例・意味が分かるのも見逃せません。

 nod32

アンチウィルスソフト。動作が軽いので使ってます。

開発系

 gvim

いわずとしれたvimです。開発だけでなく、メモや打ち合わせの議事録を書くときにも使ってます。この中で作業できてる時は快適です。

日本語対応を盛り込んでいるKaoriya.netで配布されているバイナリを入れています。

 Peggy Pro

開発に特化したエディッタです。vimの前はこれをメインに開発していました。ただのエディッタだけではなく、ファイル群をプロジェクトとして扱う機能やCVSやctagsとの連携などがあり、プログラマにはかゆいところに手が届くツールです。またEclipseよりも動作が軽いことも魅力です。

今はvimメインなので、これで開発することはほとんど無いですが、様々なファイルを開いたり、ブラウザのソースを見るエディッタに指定していたり、とまだまだ活躍しています。

VisualStudio

Windowsアプリケーションを作る案件がたまにあるので入れてます。IDEとしては良くできています。

 VMware Player

仮想マシンですね。仮想アプライアンスにはubuntuを使っています。

はじめはwww.ubuntulinux.jpで配布されている仮想アプライアンスを利用していたのですが、自分の環境では、仮想マシンのサスペンドできないなどの問題がありました。試しにvmware.comにある仮想アプライアンスを使ってみたところ、この問題は解消されました。

日本語表記に関しても、単にOSの言語設定を「日本語」に変えればokでした。

LAPPな環境はこの中に構築していて、作業する時はSSHでログインしています。

 Cygwin

はい、Cygwinです。ほとんどfind/grepのために入れてます。

通信系

 Putty

定番ですね。SSHクライアントに使ってます。無くてはなりません。最近になって「パティー」と読むことを知りました。。。;-D

メニューなどが日本語されている「ごった煮版」を使っています。

 Poderosa

タブ型のSSHクライアントです。こちらもPutty同様にかなり使っています。

タブを上下に分けて、上下で違うログをtail -fしておくとか、サーバ間で設定ファイルをコピペするなど、便利です。また一度接続するとアプリケーションを終了するまで接続情報(アカウントやパスワード)を保持しておく機能があるので、タブを増やして新たな接続を行うときもショートカットキー一発でできます。

あとCygwinとの連携もでき、他のSSHサーバに接続するのと同様にCygwin内を操作できます。

vim立ち上げてバリバリ開発するにはPuttyを、その他のログ表示やファイル操作などはPoderosaを使ったりしています。

 WinSCP

これも定番です。SCPクライアントです。エクスプローラライクな操作感でSCPができます。

ちなみに既存のFTPクライアントが使えていれば、これを使うのは何ら難しくありませんので、SCPもどんどん使っていきましょう。

 FFFTP

FTPクライアントです。特にこだわりも無く、以前から使っていたという理由だけで使用しています。

サイトを見ると最新版でもディレクトリトラバーサルな問題があるようなのです。信頼されていないサーバへこれで接続することは無いのですが、タイミングを見て変えようと思います。

おすすめがあれば教えて下さい。:-D

 Becky!

定番のメーラーですね。長年使っているので特に移行する気も無く、使い続けています。

その他

 WinShot

画面をキャプチャするツールです。基本機能は網羅されており、便利に使えてます。

 Free Mind

マインドマップを描くツールです。実装のアイデアやタスク・文書等々、整理して考えたい事柄はこれを使ってマインドマップに書き出すようにしています。

出来上がった図をどうこうするよりも、思考を洗い出して整理する方にメリットを感じています。自分の場合は、出来上がった図は単なるメモ書きに近いですね;-)

Microsoft Office – Visio

いわずと知れたOfficeです。OpenOfficeなどもありますが、やはり使いやすさや過去バージョンのファイル互換性などは当然ながら本家に分があります。

特にVisioに関しては、代替できるフリーソフトが見あたりません。これだけのために買っているところもあります。システム構成図、ER図、UMLなどなど、ドキュメント作成には欠かせませんね。

 iTunes

iPod Touchを買うまでは、これで音楽を聴いていました。touchを購入してからは、単なる母艦です。

以前はデスクトップPCをiPod touchの母艦にしていたのですが、自宅ではノートなので、こちらを母艦にしました。

 IconStars

アイコン抽出ソフトです。元エントリを参考に、このエントリを描くためにインストールしました。

Drag&Dropで.exeを投げるとicoを抽出できます。pngやjpeg変換や色数・画像サイズ変換もあり、なかなか良いです。

並べてみて

結構大変ですね。。。

こうして見ると定番なツールが多いです。定番なツールをyum installが如くごっそりインストールできるパッケージがあると助かりますね。

他に良いツールがあれば教えて下さい。:-D

Let’s note T4からFMV LOOX R/A70Nに変えました

この記事の所要時間: 732
LOOX R/A70N

モバイルノートを3年近く使っていたCF-T4からLOOX R/A70Nに変えました。

事務所内では自作PCをメインに使っているのですが、出張や打ち合わせに外出する際、カフェで開発する際、自宅での作業など使用頻度はかなり高いです。

購入して1ヶ月経ったのですが、多少クセはありつつも、なかなか良い感じで使えています。

LOOX R/A70Nを選んだ

ちょうどCF-T4のパフォーマンスに不満が出てきたころ、「半角/全角」キーのキートップが取れてしまいました(正確に言うと一度取ったらツメが折れて付かなくなった)。そろそろ買い換えの時期かなと思い、買い換え候補を色々と探しました。

候補は以下。

・Let’s note W7

とりあえず一番候補。レッツの質実剛健ぷりは気にいっていたので、順当に考えるとこれでした。

ただ実物を見に行くと、解像度がXGA、メモリが2Gまで、そしてCF-T4にも増して色気の無いデザインがいまいちでした。あとキーボードがCF-T4よりパチパチ系になっていて、そこもマイナスでした。

・MacBook Air

以前からMacを所有したいなあという漠然とした思いはあり、発売当初から気になっていたので、また候補にあがりました。

しかし軽くなったとはいえ、Winノートに比べると大きいですね。またOS Xでメモリが2Gまでというのが、どうなのかなという思いもあり、今回も見送りました。

・LOOX R/A70N

本命2つがイマイチだったので、他にどれにしようかな、と考えていたところ急浮上してきたのが、LOOX Rでした。

LOOXがモバイルノートとして良いという話は聞いていたのですが、FMVデスクトップ機が実家にあったとこもあり、家庭用PCのイメージから、避けてきました。(あとレッツの完成度の高さからWinノートを買うならレッツのみという固定観念があったのもあります。;-))

LOOX Rを気に入った理由は、メモリが4Gまで可、解像度がWXGA、キーボードが意外としっかりしていて打ちやすかった、といったところです。あとWebでの直販なら天板変更ができる(好きな色があった)のもポイント高かったです。

で、結局はLOOX Rを選ぶわけですが、圧倒的にレッツに感じていたメリット(重量・コンパクトさ・バッテリの持ち)が実用では他のノートでも十分だということが分かったのが大きいです。

レッツを選んでも損は無いし、実用上は全く問題と思うのですが、面白みに欠けるというところで触手が動きませんでした。

LOOX R/A70NをWeb直販で注文

Web直販サイトであるWEB MARTでカスタマイズして注文しました。

カスタマイズしたのは以下。

  • ワイドノングレア液晶
  • XPダウングレード権
  • メモリ: 4G
  • HDD: 160GB
  • CD/DVD: スーパーマルチ
  • 天板: クリムゾン

バッテリが標準バッテリ

Web直販ではまったのがここ。小売店で販売している一般モデルの標準添付バッテリは、駆動時間が10.9時間(JEITA測定法1.0)となっていました。この値がそのまま実際の駆動時間だとは思わないですが、この値を参考に実用上は問題無いであろうと判断していました。

実は、この駆動時間は「内蔵バッテリパック(L)」でのもので、「内蔵バッテリパック」では駆動時間6.7時間となっています。ようは一般モデルでは「内蔵バッテリパック(L)」が標準添付となっているわけです。

なぜかWeb直販では駆動時間が短い「内蔵バッテリパック」が標準添付とされており、「内蔵バッテリパック(L)」はオプションとなっていました。

キチンと確認しなかった自分が悪いのですが、カスタムモデルは一般モデル+αを選択するイメージだったので、「内蔵バッテリパック」を注文してしまいました。できれば、ここは一般モデルと同じ「内蔵バッテリパック(L)」をデフォルトとして欲しかったところです。

# 結局、デフォルトバッテリ(「内蔵バッテリパック」)ではフル充電でも、3時間弱しかもたなかったので、追加で「内蔵バッテリパック(L)」を注文しました。。。

XPへのダウングレード

仕事で使うソフトがXPでしか動作しないものがあり、またVistaにするメリットが見えなかったので、XPダウングレード権を付けました。

ダウングレードの方法については丁寧なマニュアルも付いており、何の問題も無くXPにすることができました。

XP環境で1ヶ月使っていますが、大きな問題も無く動作しています。

残ったメモリをRamdiskに

メモリ4G搭載LOOX Rを購入した大きな理由の一つがこれ。:-D

XP自体は3.24Gまでしかメモリを認識しないのですが、残りをRamdiskに使うことにより、パフォーマンスを上げようというわけです。

Gavotte Ramdiskを使って756MをRamdiskにして、TEMPフォルダをここに割り当てています。

ニコニコ動画やYoutubeを見るときは早くなったのを体感できます。またZIPファイルをダウンロードしてブラウザでそのまま開く時は、一時ファイルであるZIPファイル自体がメモリ(Ramdisk)にあるので、そこからファイルを取り出すのはかなり早いです。

初期設定さえ行えば、日頃は意識することなく動作しているので、これは中々良いですよ。

インストール等は以下が参考になります。
[RAMディスク]Gavotte Ramdiskを導入してみた。 (KUMA TYPE)

1ヶ月使ってみてCF-T4との比較

CF-T4と比較しての印象をつらつらと。

・バッテリ

LOOX Rでは内蔵バッテリパック(L)を搭載していますが、やはりバッテリの持ちではCF-T4に分があります。

もちろんバッテリは持てば持つほど良いですが、新大阪->東京の新幹線+1hくらい持てば実用上は問題無いので、LOOX Rでもokです。あと80%充電もレッツ同様に可能で、XPダウングレードしても動作します。

・重量

CF-T4より若干重くなりましたが、LOOXも1.29Kg程度なので、すぐに慣れました。

・パームレスト

CF-T4(というかレッツ)ではお馴染みのパームレストの熱さですが、これが一切無くなりました!背面ファンからは熱気が出てきますが、ひざ置きでもそれほど気になりませんでした。特に夏場はこれは有り難いです。

・デザイン

レッツに飽きたのが大きいですが:-P 、天板カラーや筐体の形はLOOX Rを気に入っています。

ただパームレストなどプラスチックの部分は、おもちゃっぽくて安っぽい印象はあります。

・キーボード

ノートにしてはわりとしっかりしていて、打刻感を感じます。(ThinkPadと比べるとアレでしょうが)CF-T4ののペタペタしたノートらしいキーボードも悪くないですが、LOOXの方が入力しているリズムが良いです。

望むならレッツにある「ローマ字すっきりキーボード」や英字配列があると嬉しいですね。

・CD/DVDドライブ

CF-T4はCD/DVDドライブ無しでした。USB接続のドライブは持っているのですが、やはり標準で搭載している方が接続する手間もなく便利です。今では搭載してもそれほど重量が増えるわけでは無いので付けといた方が良いですね。

ちと困っていること

おおむね問題無いですが、少し困っていること。

  • USBメモリを認識しなくなる時がある
  • emobile(PCカード)を認識しなくなる時がある
  • VMware Playerが固まる

主にスタンバイ状態復帰後になることが多いです。またVMware Playerにubuntuを入れてるのですが、これとの相性なのか、USBメモリを認識しなくなったり、emobileカードを認識しなくなったりすることがあります。

日頃はスタンバイ前にはVMware Playerを落とすようにしています。またデバイスを認識しなくなった時は素直に再起動しています。(まあ再起動も早いのでそれほど大きなストレスでは無いですが)

これらはLOOXの問題というより、VMware Playerの問題かもしれません。

Winノートはレッツだけじゃない

以前はレッツの完成度の高さに満足していたので、「仕事でWinノートならレッツ」と決め込んでいたところがありました。実際数年前は、仕事で使うモバイルノートという意味では、持ち運び易すさやバッテリの持ち、添付ソフト・設定の簡素さから、レッツは一歩抜きん出ていた印象でした。

しかし昨今では他メーカーノートでもこれらの熟成が進んでおり、以前ほどレッツの優位性が感じられなくなりました。LOOX Rもそうですし、先日発売されたVAIO typeZも中々良さ気です。

専らレッツ派の方も次のノートを探す際は先入観を捨てて他メーカーノートも見てみてはいかがでしょうか。

# 次買う時はSSDノートですね。;-)

第2回CakePHP勉強会も盛り上がりました!

この記事の所要時間: 32

第2回CakePHP勉強会が無事に終了しました。

申込受付時もそうでしたが、勉強会・懇親会も熱気に包まれて盛り上がりました。

Cakeだけに焼き立てな感じでした(・・・)

addons.mozilla.org@CakePHP

  • 37.5万PV/Web1台
  • やはり実際に稼働しているのでかなり参考になる
  • ソースの他にhttp://wiki.mozilla.org/Update:Remoraも参考になる
  • 相変わらずさすがのプレゼンw
  • ソースをちらちらと見たが、すっきりまとまっており読みやすい
  • 今は1.2 に盛り込まれている内容が独自に実装されていたり
    => memcached対応、多言語化とか
  • 本家とのやりとりをしたyando++

ニフティトピックイット@CakePHP

  • 数百万PV/m => TVで紹介される => 数千万PV/mへ
  • プレゼンの場で仕様確認w
  • 使った理由
    ・PHP4で高速開発
    ・ActiveRecord
    ・Railsっぽい

  • 開発は早くできた
  • CAKE_SECURITY=highにつまづく。mediumで解決(個人的にもhighは使いづらい)
  • 次は負荷対策w
  • やっぱり事例は強力だ

CakePHP1.2のメールコンポーネント

  • メール屋さんらしく専門家からみたEmailComponent
  • SMTP実装で陥りやすい点を知っているからこその着眼点はさすが!
  • 問題点をticket投げているのもさすが!
  • ちょっぴりEmailComponentは使おうと思っていたけどキツイかなw
  • 本の宣伝ありがとうございましたーw

初心者がはまりやすいCakePHPのうっかりポイントまとめ

  • 百式のたぐちさん!
  • ユーモアを交えてテンポの良いプレゼンはさすが。
  • 相手に「使ってみたい」と思わせるのは結構大事。

CakePHP+Oracle

  • 「Do You CakePHP はてな」の中の人w
  • OracleとCakePHPの組み合わせはレアなので実際の検証された内容は貴重
  • 1.2betaでは発行されるSQLがおかしいっぽい。(PostgreSQL向けと同じ問題かも)
  • 話し慣れているご様子でした

あのオープンソースソフトウェアを CakePHP に移植する

  • RailsでできたFastladderをCakePHPに移植!
  • ディレクトリ構成やファイル構成が似ているから移植はやりやすい
  • このネタを思いついたp4life++
  • 是非ソース公開をw

懇親会

会場のビル内に隣接(!)するバーで懇親会。人口密度が高かったのでクラブっぽい熱気がありました。バーカウンタの中から全体を見渡すと、皆さん良い笑顔をされていたのが印象に残っています。

記憶に残っていて、書いても良さげなネタwをつらつらと。

  • メール配信は奥が深い
  • CakePHPのリポジトリはtrunkとbranchesが逆じゃない?
  • 1.2prebetaから1.2betaで結構変わっている
  • 今回も自分以外に大阪から参加の方が!
    これは大阪でも勉強会やらないと。
  • @niftyの方々となぜか関西ローカルネタで盛り上がるw
  • ようやくkunitさんとお会いできた!
  • ちょっとへばってたのでおとなしくしてました。でもやっぱりもうちょっと動けば良かった。。。

参加された皆さん、発表された皆さん、会場提供の他諸々の準備をやって下さったトライコーンのすずきさん、そしてあきやんさん、そしてそして安藤さん本当にありがとうございました。

[告知] 第2回CakePHP勉強会の申込を開始しました。

この記事の所要時間: 052

[告知] 第2回CakePHP勉強会を行います。でご案内した第2回CakePHP勉強会の申込を開始しました。

日時:2008年02月20日(水)20:30 – 22:15

会場:トライコーン株式会社

地図

参加費用 無料

懇親会参加費 実費(2000円前後予定)

events.php.gr.jp

会場はPHP勉強会でお馴染みのトライコーンさんです。(ありがとうございます!)

CakePHPを使った大規模サイトの事例としてyandoさんが調査された「addons.mozilla.org」、そして何と「ニフティトピックイット」の中の方々に発表を行っていただけます(ありがとうございます!)。

またLT枠(一人5分程度の発表)もありますので、Cakeに関するネタをお持ちの方は発表をお願いします。

CakePHPを使った大規模サイトの事例を直に聞ける機会ですので是非ご参加下さい。

申込はevents.php.gr.jpからどうぞ。

2007年ふりかえり&2008年は

この記事の所要時間: 453

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年は明けてしまいましたが、自分のため;-)に2007年のShin x blogをふりかえってみます。

2007年は自分にとって大きな出来事が多くありました。これまでただ想像することしか無い世界を体験することができました。

CakeInfo

名前そのままでCakePHPのMVC等の設定内容をphpinfo()風に表示するスクリプトです。

これまでblogでは幾つかのTipsをソース付きで書いていたのですが、名称を付けてライブラリ・パッケージとして公開したのでは初でした。

sdozonoさんに英語記事で取り上げて頂いたおかげでCakePHP本家コミュニティでも紹介されました。海外のサイトで取り上げられたのは新鮮で嬉しかったです。

スクリプトを設置するだけで使えるので一度お試しを。

PEAR::Services_Rakuten

楽天ウェブサービスAPIをPHPから利用するPEARパッケージです。

PHPユーザとしてはいつかPEARパッケージを作りたいという思いがあったので、非公式ながら実際に形にできたのは良かったです。

楽天ウェブサービス自体が更新されていっているのでそれに伴いメンテナンスを続けています。

Twitter検索

Twitterでの投稿を検索するウェブサービスです。

Twitterをはじめた当初から海外に検索サービスがあったのですが、日本語が通らない・パフォーマンスが悪い状況でした。ちょうどCakePHPでサービスを作ってみたかったので軽いノリでパパッと作りました。

正直ここまで皆さんに使って頂けるサービスになるとは想像もしていませんでした。:-DニュースサイトやPC系雑誌、書籍等々で紹介して頂いたのも貴重な経験でした。

アクセス増・データ増により改良を続けていっています。

CakePHPガイドブック

CakePHPの解説本を共著で執筆しました。

初めて自分の書いたモノが出版されるということでとても貴重な体験でした。

システム開発というのは業界外の人にはなかなか理解されないのですが、そういった人にも示せる成果が上げられたのはとても大きかったです。(システムとは無縁な両親が喜んでくれたのが嬉しかったり;-))

またこういった機会があれば取り組んでみたいと思います。

勉強会

1月に参加したPHPセミナーを筆頭に幾つかの勉強会に参加しました。今年はただ参加するだけでなく設営のお手伝いから、開催する側・発表する側を経験できました。

勉強会での様々な出会い・触れ合いは日常には無い大きな刺激を受けました。こういった所での刺激がblogやサービスなどに生かされ、さらにそれにより勉強会に参加するという良い循環がありました。

あと仕事で上京する機会が増えたのも、イベントへの参加を促してくれました。

2007年は勉強会参加への心理的な障壁が大きく下がりました。今後も色々な勉強会・イベントに参加していきたいと思います。

SBM数・購読数

2006年から比べると見て頂く・反応して頂くことがかなり増えました。

購読数が3ケタとかホッテントリに入るとか全く別世界の事だと思っていたので、今冷静に振り返るとよくここまで来れたなーと思います。もちろん上から見れば全然大したことないですが、一年前の自分からすれば信じられない数字です。

これはほんと見て頂いてる方々に感謝感謝です。

2007年は

「出会い」の年でした。本・サービス・ライブラリとの出会いもありますが、blog・twitter・勉強会・イベント・仕事等々で例年に無いくらい多くの方との出会いがありました。(それまでの出会いが少なすぎたという話しもありますが:-p)

こういった出会いが派生していって、上で挙げたような成果が現れてきたのかなと思います。

今後もこういった「出会い」は継続していきたいです。

2008年は

これまで作ってきたモノを発展させつつ、さらに新たなサービス・システムを作っていきたいと思います。具体的にはオープンソースシステムを何か公開したいです。

あと近いところではTwitter検索のパフォーマンス改善がほぼほぼ落ち着いたので、携帯からの検索とかも実装したいですね。

勉強会やイベントにももっと参加していきたいです。東京のイベントももちろんですが、関西のイベントも盛り上げていきたいですね。できれば海外のイベントにも行ってみたいです!(パスポートすら持ってませんが…)

というわけで、勉強会等で会う方、サービス・ライブラリを利用して頂いている方、blogを読まれている方、皆さん今後ともよろしくお願いいたしますー。

CakePHP勉強会を開催しました

この記事の所要時間: 244

CakePHP勉強会を開催します。従来のPHP勉強会では一般化した内容しか取り扱えない面もある為、特化したイベントの開催を企画しました。

CakePHPを実際に使っている人、CakePHPに興味がある人で語らいましょう!

events.php.gr.jp

12/7に東京で開催したCakePHP勉強会は無事に終了しました。

参加された方々、発表を行ったyandoさん、akiyanさん本当にありがとうございました。

私もわたわたしながらも何とか発表を行うことができました。役立つかどうかは分かりませんwが、発表で使ったスライドをアップしておきます。

CakePHPを業務で導入する shin1x1

  • 開始直前に内容から判断して順番を変えていただきました。
  • ここ最近バタバタで手が付けられず、結局新幹線でスライドを作りました。
  • な感じなのでいまいちパッとしない内容だったかもしれません。。。
  • ただダメなりに自身は学べた事が多々あったのでとても楽しかったです。
  • 皆さんから色々意見を聞けたのは収穫でした!
    もっと議論を誘発するような発表もアリかな。

参加された皆さんとのやりとりで

  • bakeは予想以上に誰も使っていなかった:-p
  • CakePHP1.2はまだ様子見の人が多かった
  • CakePHPを業務で使っている人が意外に多くてびっくり
  • CakePHPガイドブック保持者がかなり多くてびっくり(本当にありがとうございます_O_))

CakePHPをさらにDRYにする、ドライケーキレシピ akiyanさん

  • 高橋メソッド+akiyanトークでテンポ良いプレゼンでした。
  • 立って説明しつつ片手でマウスを持ってスライドを進める。なるほど。
  • DRY Cake++
  • SQLを連想配列を駆使して作り上げる視点。
  • こういう実践的なTipsはどんどん共有したいですね。

CakePHP1.1 to 1.2 yandoさん

  • いつもながら、さすがのプレゼンでした。
  • Garrett Woodworthの写真w
  • 1.1システムを1.2へ移行するデモ++
  • やはり最後はもちろんいつものでしたw

懇親会

  • ほとんどの方が懇親会に参加!
  • CakePHPやらその周辺の話を色々と。
  • おそらくこれだけCakePHPの話を他の人としたのは人生初w
  • もっともっと話したかったし、聞きたかった。
  • 軽くリクルーティングw
  • かなり皆さんネタを持っているもよう。第2回もある?
  • 名刺持って行くのを忘れるという大失態><名刺を頂いた皆さんスミマセン。。。

てな感じで

楽しくてあっという間に終わった勉強会でした。

今回初めて勉強会を開催する側、発表する側に回ったのですが、やはり楽しいですね。特に今回はyandoさん・akiyanさんと3人で進めていったのでチームで物事を進める楽しさがありました。

個人的にもお会いしたかった方々と少しですがお話ができ、嬉しかったです。

またこういった機会があれば是非参加したいと思います。

皆さんお疲れ様でした&ありがとうございました。

# アンケートご協力ありがとうございました!見るのが楽しみなような怖いような;-)

Piece Network 1に参加してきました。

この記事の所要時間: 259

12月1日(土)に新大阪にてPiece Project主催のイベントPiece Network 1を開催します。

| Piece Framework – An Application Framework for Essential Development Practices

名前からPiece Framework関連のイベントかと思ったのですが、発表内容を見るとPHP全般を扱った内容だということで参加しました。

内容はとても興味深いものでお三方の発表はそれぞれ学ぶ点があり、楽しかったです。参加されて皆さんお疲れさまでした。

勉強会のメモをざっくりとまとめます。

1. ローカルマシン上に構築するPHP開発環境 久保敦啓さん

なるほどと思ったのが、SAPIごとにphp.iniを変えるお話でした。何となくPHPマニュアルで認識はしていたもののあまり活用していませんでした。

php-cli.phpやphp-apache.iniなどSAPIごとの設定ファイルを設置できます。

読み込むiniファイルについてはこちら

ちなみに普段は/etc/php.iniなどに共通設定を書き、httpd.confにWebサイト固有の設定を書いています。

この手の話しは人それぞれのノウハウがあるでしょうから聞いていて面白かったです。

2. PHPマニュアルの読み方 高木正弘さん

  • 高木さんはMac
  • PHPマニュアルは量が膨大!(ZFは500P,PostgreSQLは1900P,PHPは3600P!)
    全部読むのはムリ・・・
  • ポイントを絞って読む。言語リファレンスはしっかり読んだ方が良い。
  • PHP製のドキュメント生成ツールがある(PhD http://doc.php.net/wiki/phd)
  • ドキュメントを作るのに必要なのは日本語だけ。英語はなくても良い。
    日本語訳した文章の校正作業とか。これも大事な作業。
  • ドキュメントを作る人募集中!
  • 本当にやりたい人は翻訳したり校正したドキュメントをPHP-docのMLに投げると誰か見てくれるみたい
    #うーん、やりたいかも。

3. SPL入門 関山隆介さん

  • 関山さんもMac!
  • PHP5組み込みインターフェイス、SPLについての解説
    # SPL関係ではじめてきちんとした解説を聞いた気がする。
  • LogicExceptionはPHPではあまり意味が無いかも(たいがい投げられるのはRuntimeException)
  • RecursiveIteratorIteratorは口語にしづらい
    #nativeな人は平気なんだろうか
  • SPLじゃないとできない事は無い。でもあると便利。
  • #SPLまた真面目に使いたくなりました。

4. 無名関数、配列リテラル等パッチデモ 関山隆介さん

時間が余ったので話題の関山さん作パッチのデモを見せて頂きました。

phshでデモされていたのですが、実際に動作しているのを見ると「おおー」といった感じですね。これは使いたいです。今後は本家へ働きかけるとのことなので、是非取り込まれることを願ってます!

てな感じで

勉強会のあとは懇親会。今回は色々な方とお話ができました。内容は・・・まあ濃い話です;-)。

こんな面白い勉強会が関西で行われたことがとても嬉しいです。CakePHPの勉強会を大阪でやれば?といったお話も頂いたので何らかの形で実現したいと思います。

主催されたPiece関係な方々ありがとうございました。また遊びに行かせて頂きます。

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